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トムソン・ロイターのCoCounselは、権威ある判例と実務指針に根拠を置く専門家向けAIアシスタントです。弁護士や税務・コンプライアンス部門に、引用を検証できる調査と文書分析を提供します。

リサーチビジネスツールAIアシスタント#法律AIアシスタント#法律リサーチ#税務コンプライアンス
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フリーミアム
公開日
2025年11月30日
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Thomson Reutersとは?

トムソン・ロイターは、弁護士、税務・会計の実務家、コンプライアンス担当者、貿易部門、そして報道機関に向けて、権威ある情報と専門家向けソフトウェアを供給するグローバルなコンテンツ・技術企業です。ただしAIツールのディレクトリでは、グループ全体をひとつのツールとして扱うのは正確ではありません。この項目に実際に対応するのは、専門業務向けAI製品群である CoCounsel です。グループは法務、税務・会計、国際貿易とサプライチェーン、リスク・不正・調査、そしてロイター通信という五つの柱で事業を構成しており、CoCounselはその大半を横断するAIレイヤーにあたります。

CoCounselが汎用チャットボットと異なるのは、基盤モデルの性能ではなく、何を根拠に推論することを許されているかという点です。同社はCoCounsel Legalを、権威あるWestlawの一次法源、Practical Lawの実務ガイダンス、そして顧客組織自身のナレッジに基づいて推論する製品だと説明しています。この「根拠づけ」こそが製品の存在理由そのものです。法務や税務の現場では、もっともらしく読めるのに存在しない判例を引用した回答は、回答がないことよりも危険だからです。

同社はCoCounselを「高いリスクを伴う専門業務のために作られたFiduciary-Grade AI」と位置づけ、これを注意義務と規制上の監督を負う専門職のためのAI基準として定義しています。権威あるドメイン固有のコンテンツに依拠し、厳格なプライバシーとセキュリティで保護され、その分野の専門家が形を与え、検証可能な出力を生むよう設計する、という内容です。この言い回しは意図的なものです。この製品の買い手は、提出した成果物が原因で裁判所や規制当局から責任を問われうる人々だからです。

規模の面では、CoCounselが107の国と地域で100万顧客に達したと同社は述べており、Anthropic、OpenAI、Googleのフロンティアモデルと自社技術を併用するマルチモデル構成を採っていると説明しています。ただしこの利用者数は発表イベントでのベンダー自己申告であり、独立した監査を経た開示ではない点も併せて読む必要があります。(公開情報に基づく推測)

CoCounselの出自

CoCounselはトムソン・ロイター社内で生まれた製品ではありません。2023年3月にCasetextが「GPT-4を基盤とする最初のAI法務アシスタント」として発表し、その数か月後にトムソン・ロイターが6億5000万ドルの現金で買収しました。以後このブランドは当初の訴訟支援という範囲を大きく越えて拡張され、税務、監査、会計、リスク、貿易のワークフローを取り込み、グループの専門家向けAIを束ねる名称になっています。

この記事が想定する読者

規制下の専門業務にAIを導入するか検討している場合、問うべきことは意外に絞られ、しかも結果は重大です。どのコーパスを検索するのか、すべての引用を検証できるのか、機密資料が管理下を離れないか、そしてどの程度の頻度で誤るのか。本稿は根拠のある部分には出典を示し、根拠のない部分には「非公開」とそのまま記します。

主な機能

  • Deep Research(ディープリサーチ):同社はこれを専門家水準のエージェント型リサーチ機能と位置づけています。まず推論して計画を立て、WestlawとPractical Lawのコンテンツに根拠を置いた結果を返します。単発の検索ではなく、法的な問いを下位論点に分解して順に処理し、最後に典拠を添えた長めの回答へ組み上げます。
  • 引用のワンクリック検証:同社は、すべての引用にリンクが付き、ワンクリックで確認できると明示しています。これがリサーチツールと下書き用の玩具を分ける実務上の境界線です。レビューする側は主張から一次資料へ直接移動でき、検索を手作業でやり直す必要がありません。
  • エージェント型ワークフローの実行:次世代のCoCounsel LegalはAnthropicのClaude Agent SDK上に構築された統合エージェント基盤で、計画を立て、ツールを選び、作業の途中で方針を調整します。目指す姿は入力補完のボックスではなく、案件を段階的に進めていく若手の同僚に近いものです。
  • 大量文書の分析:Tabular Analysisは大量文書レビュー向けの機能で、同社が示す定量的な目安は一度に最大10,000件の文書と100の設問です。ディスカバリー資料やデューデリジェンスのデータルームを、構造化された照会可能な表に変換します。
  • 特定の成果物に向けたガイド付きワークフロー:開かれた入力欄だけを渡すのではなく、具体的な成果物を狙った完成形の手順を提供します。プライバシーポリシーの起案、社内規程の起案、訴状の起案、ディスカバリーの請求と応答、証言録取記録のレビューなどが該当します。
  • 税務・監査・会計のカバレッジ:CoCounselブランドは法務を越えて税務コンプライアンスと監査にも広がり、ONESOURCEやCheckpointといった製品群の機能を支えています。ナレッジベースには権威ある会計基準コンテンツも追加されています。
  • 自組織ナレッジの取り込み:公開された典拠に加えて、組織が保有する文書の上でも推論できるため、過去案件の先例が一次法源と同じ回答の中に並びます。

活用シーン

  1. 期限に追われる訴訟リサーチ:申立ての期限が迫る弁護士には、特定法域の支配的な典拠と、反対方向の判例系列の両方が必要です。Deep ResearchはWestlaw上で多段階の検索を行い、構造化された回答を返し、各主張に出典を添えます。結果として弁護士の時間は、典拠を探すことではなく、その重みを判断することに使われます。
  2. ディスカバリーとデューデリジェンスでの文書レビュー:提出資料一式やデータルームを渡せば、Tabular Analysisが同一の設問セットを数千件の文書へ一度に適用し、答えを表形式で返します。価値は速度だけではありません。すべての文書がまったく同じ問いを受けるという点が本質で、担当者が入れ替わる人手のレビューではなかなか実現できないことです。
  3. 自所の先例に基づく取引文書の起案:Practical Lawと組織自身のナレッジの双方を参照できるため、初稿が汎用テンプレートではなく、事務所の文体や過去の交渉上のポジションを引き継ぎます。パートナーが手を入れる下書きと、そのまま捨てられる下書きを分けるのは、たいていこの差です。
  4. 間接税のコンプライアンス業務:税務部門が毎月繰り返す骨の折れる作業は、データ取り込み、検証、申告書へのマッピングです。トムソン・ロイターはONESOURCEを通じてまさにこの工程にエージェント型AIを投入し、遅延と税務調査リスクの双方を生む手作業を減らすことを狙っています。
  5. 監査サンプルのレビューと調書作成:監査サンプルに文書分析を適用すると、レビューの副産物として裏づけとなる調書が生成されます。監査の説明可能性は結論と同じくらい文書化に依存するため、この点は重要です。
  6. 規制・コンプライアンスのモニタリング:複数法域の義務を追跡する部門にとって、権威ある規制コンテンツとAI要約の組み合わせは、規則が変わった時点と、事業側が何をすべきか理解する時点との間の遅れを縮めます。

Thomson Reutersの使い方

  1. ブランドではなく製品を特定する:トムソン・ロイターは単一のアプリではなくグループです。必要なのが法務(CoCounsel Legal、Westlaw、Practical Law)なのか、税務・会計(ONESOURCE、Checkpoint、UltraTax)なのか、貿易なのか、リスクなのかをまず決めます。ラインごとに購買経路もインターフェースも異なります。
  2. 営業窓口を通じて利用権を得る:同社はCoCounsel Legalの価格表を公開しておらず、製品ページは問い合わせ窓口と電話番号へ誘導します。公開されたセルフサービス決済は存在しないため、カード決済ではなく範囲を詰める商談を想定してください。
  3. 契約前に法域カバレッジを確認する:機能は全世界同時ではなく地域ごとに順次開放されます。自分の法域と取扱分野が実際にコンテンツに含まれるかを確かめてください。自らの法体系においては、ツールの上限は背後のコーパスの上限と一致します。
  4. 自組織のナレッジソースを接続する:実際に使う連携を設定します。WestlawとPractical Law、Microsoft 365、そして文書管理システムをつなげば、回答が公開された典拠と社内の先例の双方を参照できます。
  5. 境界が明確で検証可能な作業から始める:正解をすでに知っているリサーチ課題や文書群でまず試してください。独立に検証できない事柄を任せる前に、信頼度の感覚を較正する工程です。
  6. 成果物が手元を離れる前に全引用を確認する:引用リンクから典拠をひとつずつ開いて読みます。専門業務においてこの工程は任意ではなく、後述の独立研究の結果がその理由を説明しています。

コツとベストプラクティス

  • 成果物は要約文ではなく引用リンクだと考える:生成された要約は道案内にすぎません。職業上責任を負う対象はリンクの先にある典拠そのものなので、要約ではなく原文を読んでください。
  • 法域と期間を明示して尋ねる:開かれた法理の問いは一般論を招きます。法域、審級、対象期間を指定すると検索範囲が絞られ、返ってくる内容の質が目に見えて変わります。
  • 誤った前提を含む質問に注意する:存在しない規則を前提に尋ねると、検索に基づくシステムでも自信ありげな答えを出しうります。すでに信じている結論を確認させるのではなく、中立的に問いを立ててください。
  • 検索を広げるために使い、締めくくりには使わない:報告される価値のうち最も確かなものは、自分では思いつかなかった典拠の系列を浮かび上がらせる点です。出力は判断のための拡張された出発点として扱ってください。
  • 多段階ワークフローでは各段階で人が確認する:エージェント型の手順は複数の工程を連結するため、初期の誤りが最後まで伝播します。中間成果物を承認すれば、代償が小さいうちに問題を捕まえられます。
  • 自所の先例を意識して投入する:起案系のタスクでは、公開テンプレートだけでなく組織の過去の交渉上のポジションまで推論に使えるとき、品質が明確に向上します。
  • AIの行だけでなくスタック全体で予算を組む:AI機能は通常、基盤となるリサーチ購読と併せて販売されます。アシスタント単体で比較せず、組み合わせたプラットフォームの総費用で評価してください。

おすすめのユーザー

  • 訴訟・紛争解決チーム:大量レビュー、時系列の整理、膨大な判例検索が業務の中心を占める、法務のなかで最も文書集約的な領域です。
  • 取引・企業法務の弁護士:先例を相手に起案と交渉を行う実務家で、ガイダンス内容と自所の文書履歴が並ぶ構成から直接恩恵を受けます。
  • 企業内法務部門:増員なしにより多くの業務を吸収するよう求められるチームで、ボトルネックは新規の法的分析ではなく仕分けと初稿であることが多いです。
  • 税務・会計の専門家:複数法域でコンプライアンス業務を回す実務家で、この仕事は物量が多く、期限が固定的で、データの誤りに寛容ではありません。
  • 監査チーム:一貫したサンプリングと説明可能な調書を必要とするレビュー担当者で、文書化の品質そのものが成果物の一部を成します。
  • コンプライアンス・リスク責任者:複数の規制枠組みにまたがる義務を追跡する機能で、変更を見落とした場合の代償は当局対応リスクとして跳ね返ります。
  • 貿易・サプライチェーン部門:絶えず変わる規則のもとで品目分類、制裁スクリーニング、越境義務を管理する組織です。
  • 大手法律事務所と企業全般:ビジネスモデル、購買経路、連携の設計がいずれも個人実務家ではなく組織としての買い手を前提にしています。

対応プラットフォーム

  • Webアプリケーション:CoCounselと各リサーチ基盤の主要インターフェースで、ブラウザから組織アカウントでログインして使用します。
  • Microsoft 365連携:同社はCoCounsel LegalがMicrosoft 365の中で動作すると説明しています。別タブではなく、実際に起案が行われる文書環境の中にアシスタントを置く方式です。
  • 文書管理システム(DMS)連携:DMSと接続すれば、事務所がすでに保有する文書資産の上で推論できます。
  • WestlawとPractical Law:AI機能は独立した窓口としてのみ売られるのではなく、既存のリサーチ基盤の中に織り込まれています。
  • 税務・会計の各基盤:ONESOURCE、Checkpoint、申告ソフトウェアなど、それぞれ独立した製品画面がCoCounselの名の下で固有のAI機能を担っています。
  • モバイルと公開API:トムソン・ロイターの法人向け製品群は広範ですが、開発者向けプラットフォームに比肩する汎用の公開CoCounsel APIは、公開されている製品ページからは読み取れません。プログラムからの連携が必要な場合は営業に直接確認してください。(要確認)

料金プラン

CoCounselには無料プランがなく、消費者向けAIツールのような公開されたセルフサービス登録もありません。同社はCoCounsel Legalの価格表を公開しておらず、製品ページは問い合わせ窓口と電話番号を案内します。検討中の買い手はデモを依頼できますが、取引条件は公開料金表ではなく商談を通じて定まります。

有料利用は法人・専門家向けの購読として構成され、多くの場合、公開単価を持つ独立したAIアドオンではなく、基盤となるリサーチ基盤と関連づけて販売されます。実際の価格は組織規模、契約期間、すでに保有している基盤購読、有効化するモジュールによって変わります。第三者サイトが推定額を掲載していますが、その幅は非常に大きく互いに矛盾しているため、本稿では具体的な金額を再掲しません。信頼できる記述はベンダー自身の一文だけです。価格は掲示されるものではなく、見積として提示されます。予算を組む側は、リサーチ基盤とAI機能を合わせた費用を実数として扱い、交渉段階で更新条件と最低ライセンス数を確認すべきです。

代替ツール

  • LexisNexis(Lexis+ AI):独自の法律コーパスと生成AIを組み合わせた最も直接的な競合製品です。どちらを選ぶかは、事務所がもともとどのコンテンツライブラリを購読しているかで決まることが多いです。
  • Harvey:大手法律事務所と企業内法務を対象としたAI基盤で、一次法源データベースの保有ではなく、事務所固有のワークフローと専用の導入形態を訴求しています。
  • Spellbook:ワープロソフトの中での取引文書の起案と契約レビューに絞った製品で、完全なリサーチ基盤より範囲が狭く、価格も概して低めです。
  • vLex Vincent:国際的なカバレッジが際立つ法律リサーチ・AI製品で、単一市場の深さより多法域への広がりが重要な場面でよく検討されます。
  • 汎用AIアシスタント:ChatGPTやClaudeをそのまま使う方法です。はるかに安価で柔軟ですが、ライセンスされた一次法源コーパスと引用リンクを欠いており、まさにその空白を埋めるために専門家向けツールが存在します。

制限事項と注意点

最も重要な限界は、ベンダーではなく独立した研究者によって記録されています。スタンフォード大学RegLabの事前登録研究は、Westlaw AI-Assisted ResearchとAsk Practical Law AIを含む、同研究が試験した法律リサーチ用AIツールが17%から33%の割合でハルシネーションを起こしたと報告しました。同じ研究者たちは、提供各社のハルシネーションがないという主張は誇張されていると結論づける一方で、これらのツールが汎用チャットボットと比べてハルシネーションを減らしていることは認めています。この二つの結論はどちらも重要です。根拠づけは測定可能な効果を持ちますが、同時に測定可能な限界も持ちます。

トムソン・ロイターは、この技術が人の判断を置き換えるのではなく支えるよう設計されており、専門職は自らが署名する成果物に引き続き責任を負うと明言しています。この文脈では形式的な免責文言ではありません。測定された誤り率を踏まえればリスク配分として妥当であり、検証にかかる工数を無いものとせず予算に織り込む必要があるという意味でもあります。

ベンダー自己申告の指標も同じ注意深さで読む必要があります。同社は自社の顧客調査を引用し、76%がリサーチと起案の品質が向上したことに同意し、64%がリスク低減に役立ったことに同意したと述べています。これらはベンダー自身の調査による主観的な満足度の数値であり、独立監査を経た性能測定ではなく、正確性ではなく認識を測るものです。

契約前に併せて検討したいその他の点です。

  • 法域カバレッジは一様ではない:機能は市場ごとに順次開放され、米国が先行し他法域が続きます。最大のコモンロー市場の外では、カバレッジの深さを自身の取扱分野に即して確認すべきで、当然とみなしてはいけません。
  • 購読への固定化:AI機能は通常、基盤となるリサーチ基盤に紐づくため、導入は可搬性を保つよりも単一ベンダーのコンテンツ環境への依存を深める方向に働きます。
  • 不透明な価格が比較を難しくする:公開料率がないため、真に同条件の競合比較を行うには複数の商談を並行して進める必要があります。
  • コンテンツの鮮度と範囲:回答はライセンスされたコーパスの内側に収まります。ごく最近の展開、未公刊資料、ライセンス範囲外の出典は、インターフェースが対話的だからといって現れることはありません。
  • 出力が冗長になりがち:ソフトウェアのレビューサイトでは、回答が必要以上に長くなるという指摘が一般的で、編集の負担の一部が利用者側に戻ってきます。
  • 小規模事務所での費用集中:組み合わせたプラットフォーム費用は相応の年間コミットメントとなり、経済性は個人実務家より組織規模のほうが明らかに有利です。

FAQ

Q1. Thomson ReutersのCoCounselは無料で使えますか?

いいえ。無料プランも公開されたセルフサービス登録もありません。利用権は営業チームと取り決める法人・専門家向け購読として販売され、製品ページは決済画面ではなく問い合わせ窓口へ誘導します。購入前にデモを依頼することは可能です。

Q2. 自分の文書やプロンプトはAIモデルの学習に使われますか?

同社の公開された記述によれば、使われません。トムソン・ロイターはこの点に直接答えており、利用者のコンテンツとプロンプトはCoCounselおよび関連製品や大規模言語モデルの学習・改善には使用されないとしています。さらに、OpenAIやGoogleといった第三者パートナーは、いかなる顧客データも自社モデルの学習に使うことを契約上禁じられていると述べています。これら第三者モデルとのやり取りは米国内で処理し、該当する場合には第三者の不正利用モニタリングを停止して、顧客データに人が触れる経路をなくしているとも説明しています。

Q3. CoCounselはどのAIモデルを使っていますか?自社開発ですか?

両方です。同社はAnthropic、OpenAI、Googleのフロンティアモデルと自社技術を併用するマルチモデル構成を説明しています。次世代のCoCounsel Legalは具体的にAnthropicのClaude Agent SDK上に構築されています。つまり基盤となる推論モデルの多くは外部からライセンスを受けたもので、権威あるコンテンツ、検索レイヤー、専門ワークフローがトムソン・ロイター独自の資産にあたります。

Q4. CoCounselが法律の引用を捏造することはありますか?

あります。これが最も重要な注意点です。スタンフォード大学RegLabの独立研究は、トムソン・ロイター製品を含む主要な法律リサーチAIツールで17%から33%のハルシネーション率を測定し、出力にハルシネーションがないというベンダーの主張は誇張されていると結論づけました。権威あるコーパスへの根拠づけは汎用チャットボットに比べて問題を軽減しますが、解消はしません。すべての引用を開いて読むべき理由がここにあります。

Q5. 価格はいくらですか?

同社はCoCounselの価格を公開していません。費用は個別見積で、組織規模、契約期間、保有している基盤リサーチ購読、有効化するモジュールによって変わります。ネット上に出回る第三者の推定は幅が大きく互いに食い違うため、予算の根拠にはなりません。正式な見積を依頼し、リサーチ基盤とAI機能を合わせた費用で評価してください。

Q6. どのプラットフォームやシステムで使えますか?

同社はCoCounsel LegalがWestlaw、Practical Law、Microsoft 365、および文書管理システムをまたいで動作すると説明しています。主要インターフェースは組織アカウントでアクセスするWebアプリケーションで、税務・監査・会計の機能は単一の統合アプリではなくONESOURCEやCheckpointといった各製品画面の中に現れます。

Q7. 米国以外でも使えますか?

部分的に使えますが、カバレッジは全世界共通ではなく拡大の途上です。同社は2026年1月に英国でのCoCounsel Legal提供を発表し、カナダやオーストラリアなどへも順次展開しています。このツールの有用性は自らの法体系に対するライセンスコンテンツに全面的に依存するため、購入前に自分の法域と取扱分野のカバレッジを確認してください。

Q8. 法務のほかに税務や会計も対象ですか?

はい。CoCounselブランドは現在、法務に加えて税務、監査、会計、リスク、貿易を対象としています。ONESOURCEを通じた間接税コンプライアンスのエージェント型支援、監査サンプリングと調書生成に適用される文書分析、Checkpointのリサーチコンテンツとの連携などが含まれ、ナレッジベースには権威ある会計基準の資料が追加されています。

Q9. AIの出力が誤っていた場合、責任は誰にありますか?

それを使った専門職にあります。トムソン・ロイターは、Fiduciary-Grade AIが人の判断を置き換えるのではなく支えるよう設計されており、専門職は自らの助言、判断、署名した成果物に引き続き責任を負うと明確に述べています。裁判所や規制当局も同じ立場をとっており、いかなるベンダーの保証も、書面を提出した実務家から職業上の責任を移すことはできません。

Q10. 小規模事務所や個人事務所にとって見合いますか?

業務量に大きく左右されます。経済性は、リサーチ基盤とAI機能を合わせた相応の年間購読を吸収できるだけの文書集約的業務がある組織に有利です。個人実務家や小規模事務所については、正直な評価はこうなります。見込まれる利用量に対して総コミットメントは重く、専門家向けリサーチ一式より範囲を絞った特化型ソリューションのほうが費用対効果で優れる場合があります。(公開情報に基づく推測)

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