DeepWikiは、コーディングエージェントDevinを手がけるCognitionの無料Webサービスで、公開GitHubリポジトリを自然言語で質問できるAI生成Wikiに変換します。DeepWikiのホームページは、世界中のあらゆるリポジトリについて対話できる最新ドキュメントだと説明し、GitHub版のDeep Researchになぞらえています。
CognitionはDeepWikiを、自社のDevin WikiとDevin Searchの無料公開版として発表しました。実際の置き場所は2つです。公開コード向けのオープンなサイトとMCPサーバー、そして組織自身のリポジトリ向けにDevinアプリ内で動く同じWikiエンジンで、後者ではアカウント、生成レベル、課金が関わります。
2025年5月のローンチ時、Cognitionは上位の公開GitHubリポジトリ50,000件以上をすでにインデックス済みだと述べました。AIコードドキュメントとして、DeepWikiは新しいコードを書くためではなく、既存のコードを読んで理解するためのものです。出力は図とソースへのリンクを備えた閲覧可能なWikiと、そのリポジトリに基づいて答える質問ボックスです。
公開GitHubリポジトリについて、DeepWikiはアーキテクチャ図、ドキュメント、ソースコードへのリンクを自動生成するため、Wikiページから説明対象のファイルへたどれます。まだページがないプロジェクトでは、ユーザーが自分の公開GitHubリポジトリのURLを送信してインデックスを依頼できます。メンテナーはCognitionのバッジメーカーで、プロジェクトのREADMEにDeepWikiバッジを追加することもできます。
ページを読むだけでなく、コードベースについて複雑な質問をして、文脈に基づく具体的な回答を得られます。Devinアプリ内では、Ask DevinがWikiを利用してコード内の関連する文脈を探すため、生成された文書は質問ツールの材料にもなります。
トレードオフは制御と網羅性です。指定したセクションは必ず生成されますが、列挙していないものはすべて除外されます。
2つの読み取りツールはリポジトリのドキュメントのトピックとページ内容を返し、ask_questionは生のページではなく統合された回答を返します。
Devinアプリでは、オンボーディング中にリポジトリを接続するとDeepWikiが自動生成されます。以下は後からリポジトリを追加する手順です。
同じスレッドには他のメンテナーによる正確性への苦情も寄せられており(制限事項を参照)、これらの例はWikiの信頼性ではなく使われ方を示すものです。
あまり向かないケース:
2025年11月の独立系テックメディアの報道は、DeepWikiがすでに非公開リポジトリで利用可能だと伝えました。
deepwiki.comでの公開リポジトリの追加は無料で、非公開リポジトリにはDevinアカウントの登録が必要です。2025年5月、CognitionはDeepWiki MCPサーバーがDeepWiki.comと同様に完全無料で、ログインや認証は不要だと述べました。
| 生成レベル | おおよそのコスト | 条件 |
|---|---|---|
| Low(デフォルト) | 無料 | なし |
| Medium | Wikiあたり約5-10 ACU | 有効なサブスクリプションか利用可能なクレジット |
| High | Wikiあたり約20-40 ACU | 有効なサブスクリプションか利用可能なクレジット |
ACUコストがかかるのはMediumとHighのみで、どちらも有効なサブスクリプションか利用可能なクレジットが必要です。生成レベルは組織ごとに設定でき、Wikiページからリポジトリ単位で上書きできます。
| プラン | 価格 | メンバー |
|---|---|---|
| Free | 無料 | 1 |
| Pro | $20/月 | 1 |
| Max | $200/月 | 1 |
| Teams | 最低$80/月 | 最大200 |
DevinのFreeプランは限られたDevinの利用枠を提供し、DeepWikiへのアクセスを含みます。有料の個人プランは$20/月のProから$200/月のMaxまでで、Teamsは最大200メンバーで月額最低$80からです。Devinの料金ページは、Teamsをチームプラン$80/月に加えフル開発者シート1つにつき$40/月と記載しています。一方、Devinの課金ドキュメントは、$80のTeams最低額は1シート$40のフルシートとオンデマンドクレジットの任意の組み合わせで満たせると説明しており、両ページでTeams価格の書き方が異なります。
Code Wikiは2025年11月13日に発表されました。主な違いは非公開コードの扱いで、DeepWikiはホスト型のDevinアプリを経由するのに対し、Code WikiはローカルのCLI拡張機能として発表されました。
これはCognitionの製品ではありません。DeepWikiの名前を再利用しているため、DeepWikiに言及した検索結果がCognitionのホスト型サービスではなくこのプロジェクトを指すことがあります。MITライセンスのソースコードを求めるチームや、GitLabとBitBucketへの対応が必要なチームに向いています。
生成されたWikiは誤っていることがあります。2025年8月の公開開発者スレッドで、複数のオープンソースメンテナーが具体的な誤りを報告しました。
これらは2025年8月付の1つのスレッドに寄せられた個人の報告であり、測定されたエラー率ではありません。
確認したCognitionとDevinのページには、DeepWiki専用のプライバシーポリシーは見当たりません。Cognitionの企業プライバシーポリシーは、DevinとWindsurfを例に挙げたSaaS製品と、関連するソフトウェア、アプリ、Webサイトを対象としています。このポリシーは、18歳未満の人はサービスへのアクセスをやめるべきだとも述べています。
これらの記述は、非公開リポジトリ版DeepWikiをホストするDevinに関するもので、いずれもDeepWikiを直接名指ししていません。
公開リポジトリなら無料です。公開リポジトリの追加もDeepWiki MCPサーバーの利用も費用はかかりません。非公開リポジトリのWikiはDevinアプリで動作し、Lowの生成は無料、MediumまたはHighではACUを消費します。
Devinアカウント経由の場合のみです。非公開リポジトリはDevinアプリでインデックスされ、AIツールは公開のDeepWiki MCPサーバーではなく、認証が必要なDevin MCPサーバーを通じてアクセスします。
Cognitionの2025年5月のローンチ投稿は、DeepWiki.comとそのMCPサーバーを、ログインや認証不要の無料サービスと説明しています。DevinアプリとDevin MCPサーバーにはアカウントが必要です。
コーディングエージェントDevinを手がけるCognitionです。DeepWiki-Openなど名前の似たオープンソースプロジェクトは無関係です。
Devin内では、リポジトリのルートにある.devin/wiki.jsonファイルが、生成に使われるページとノートを決めます。公開Wikiについては、あるメンテナーが2025年8月に、削除を依頼する明確な方法がないと報告しています。
確認した情報源には、測定された正確性の数値はありません。メンテナーは、LibreOfficeやLLVMなどのプロジェクトで誤ったページがあったと公に報告しています。