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Kiroのインターフェースプレビュー
Kiroのロゴ

Kiro

Kiroはプロンプトを要件・設計・タスクリストに変え、並列エージェントで実装し、プロパティベーステストでコードを検証します。デスクトップIDE、CLI、Web、iOSアプリがあり、無料プランは50クレジット、有料は1ユーザー月額$20からです。

開発ツールコード開発AIエージェント#コード生成#開発ツール#プルリクエスト
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閲覧数
価格
無料
公開日
2026年9月22日
ドメイン
kiro.dev
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公開日
2026年9月22日
ドメイン
kiro.dev
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Kiroとは?

KiroはデスクトップIDE、CLI、Webアプリ、iOSアプリ、Kiro Crewとして提供されるAIコーディングエージェントで、プロンプトを実行可能なスペックと動くコードに変えるのが軸です。まず要件、アーキテクチャ設計、順序付きタスクを作り、エージェントが並行して実装します。

KiroはAWS社内の小規模チームが開発・運営し、Kiro IDEとCLIはAWSカスタマーアグリーメントに基づく「AWS Content」としてライセンスされます。AWSアカウントは不要で、GitHub、Google、AWS Builder ID、AWS IAM Identity Centerでサインインします。2025年7月にプレビュー公開され、現在はクレジット制プランと無期限の無料プランがあります。

IDEはCode OSSベースで、オンボーディング時にVS Codeの設定、テーマ、Open VSX互換プラグインを取り込めます。無関係な他社も別ドメインでKiroの名を使いますが、本ページは kiro.dev のAI開発ツールを扱います。

主な機能

スペックが目標を定め、steeringとpowersが文脈を与え、hooksが後続作業を自動化し、プロパティベーステストが結果を検証します。全画面が共通のエージェントハーネスを使うため、steeringルールは一度設定すれば対応画面すべてで同じに動きます。

スペック駆動開発

  • 3つのスペックファイル:requirements.md(バグ修正ではbugfix.md)、アーキテクチャとシーケンス図を含むdesign.md、追跡可能なタスクを並べたtasks.md。
  • 2つの機能ワークフロー:Feature Specは要件か設計から始められ、明確な作業ではQuick Specが承認なしで3ファイルを一度に作ります。
  • バグ修正スペック:Bugfix Specは現在・期待・維持すべき動作を記録し、修正の副作用を防ぎます。
  • 並列タスクウェーブ:全タスク実行時、tasks.mdから依存グラフを作り、独立タスクをウェーブ単位で同時実行します。

要件チェックとプロパティベーステスト

コードを書く前にKiroは自動推論で要件の矛盾や抜けを確認し、EARS形式の要件からプロパティを抽出して、実行時に数百〜数千のランダムなテストケースを生成します。このテストは標準で任意、正しさの検証はIDEのみ、要件分析はCLIでも使えます。

Hooks、steering、powers

  • Hooks:.kiro/hooks/ のJSONファイルが、プロンプト送信、ツール実行直前、エージェントによるファイル保存などのイベントでシェルコマンドを実行するかプロンプトを注入します。ファイル系トリガーはエージェントの変更にのみ反応し、手動編集では動きません。
  • Steering:.kiro/steering/ のMarkdownはそのワークスペースに、~/.kiro/steering/ は全体に適用され、競合時はワークスペース側が優先です。AGENTS.mdにも対応します。
  • Powers:MCPツール、steering、hooksをまとめたパッケージで、会話のキーワードに関係する時だけ読み込まれ、全ツール定義を最初から載せずに済みます。追加料金は不要です。
  • オープン標準:Agent Client Protocol(ACP)互換で、AGENTS.md、Skills.md、MCPに対応し、Kiro CLIはbash、zsh、fishなど500以上の一般的なCLIと連携します。

モデルとAuto

プロンプトは標準で、フロンティアモデルと意図判定・キャッシュ用の専用モデルを組み合わせるルーターのAutoに送られ、モデルの手動選択もできます。OpenAIはGPT-5.6のSol、Terra、Lunaの3段階、AnthropicはClaudeのOpus 5、Opus 4.8、Sonnet 5、Sonnet 4.6、Sonnet 4.5、Haiku 4.5です。オープンウェイトモデルにはDeepSeek 3.2、MiniMax M2.5、GLM-5、Qwen3 Coder Nextなどがあります。同じ作業でもモデルでコストが変わり、Sonnet系の倍率は1.3x、Opusは2.2x、Qwen3 Coder Nextは最も低い0.05xです。

チェックポイントと日常ツール

  • チェックポイント:プロンプトごとに作られ、復元するとエージェントのファイル変更と会話の文脈が同時に巻き戻ります。
  • Autopilotモード:段階的な指示なしで大きなタスクを進め、IDEはプロンプトごとのクレジット消費をリアルタイム表示します。
  • 対応言語:Python、Java、JavaScript、TypeScript、C#、Go、Rust、PHP、Rubyに対応します。さらにKotlin、C、C++、シェルスクリプト、SQL、Scala、JSON、YAML、HCLも含みます。

ガイド

IDEで最初のスペックを作る

  1. macOS、Windows、Linux向けインストーラーを入手してKiroを開き、Google、GitHub、AWS Builder IDまたは組織のIDでサインインします。
  2. 必要ならVS Codeの設定と拡張機能を取り込み、プロジェクトフォルダーを開きます。
  3. KiroペインのSpecs下の+ボタンを押すか、チャットペインでSpecを選びます。
  4. Featureを選んでRequirements-FirstかDesign-Firstのワークフローを指定するか、Bugを選んで問題を説明します。
  5. requirements.md、design.md、tasks.mdを順に確認し、タスクを個別またはまとめて実行して状態の更新を見ます。

CIパイプラインでKiro CLIを動かす

  1. Pro、Pro+、Pro Max、Powerのアカウントで app.kiro.dev にサインインし、API KeysセクションでAPIキーを作成します。完全なキーは一度しか表示されません。
  2. パイプラインでキーを環境変数KIRO_API_KEYとして保存します。
  3. 指示付きで kiro-cli chat --no-interactive を実行し、承認者がいないため --trust-all-tools か範囲を絞った --trust-tools で権限を事前に与えます。

ユースケースと活用例

  • 新規アプリ開発:要件を自然言語で伝えると、Kiroはコード作成前に設計の詳細と順序付きタスクを含む構造化スペックを作ります。
  • 既存プロジェクト:既存のアーキテクチャ文書、図、コードを渡すと、Kiroが要件を推定して構造化計画を生成します。
  • CI失敗の調査:ヘッドレスCLIに最新のCI失敗ログを読み原因を探して直すよう指示でき、エディターなしでプルリクエストもレビューできます。
  • 定期メンテナンス:クラウドオートメーションが予定どおり専用サンドボックスで動き、結果をプルリクエストで出します。Web版限定です。
  • 複数リポジトリの変更:1つのWebセッションでGitHubとGitLabのリポジトリをまたぐ編集とプルリクエストを調整し、共有ライブラリから依存サービスまで扱います。

対象ユーザー

Kiroはソフトウェアチーム、企業、大規模組織のプロ開発者向けで、ユーザー単位で最大500人のチームまで販売されます。向いているのは次のケースです。

  • コードより先に要件を文書化したいチーム:スペックファイルがレビュアーにdiff以外の確認材料を与えます。
  • AWS中心または規制のある組織:Kiro IDEとCLIはHIPAA対象サービスで、規制対象ワークロード向けのAWS GovCloud(US)も選べます。
  • 対象大学の学生:1年間、毎月1,000クレジットを無料で受け取れます。
  • 初期段階のスタートアップ:シリーズAまでのVC出資企業は期間限定で最長1年分の無料Kiro Pro+クレジットを申請できますが、有効なAWS Activateクレジット保有企業は対象外です。

ブラウザやスマートフォンで無料で使いたい開発者には向きません。WebとiOSアプリは有料で、エージェントを多用しつつ月額を抑えたい場合にも最適ではありません。

プラットフォーム

  • IDE:macOS(IntelとApple Silicon)、x64またはARM64のWindows 10/11、x86_64またはARM64のLinux(Ubuntu 24+、Debian 13+、Fedora 40+、Arch、Mint 22+)。
  • CLI:macOS、Windows 11(PowerShell)、glibc 2.34+またはmusl版のLinuxに対応し、JetBrains IDE、Eclipse、ZedなどACP対応IDEでも動きます。
  • Web:最新のブラウザで app.kiro.dev を開き、セッションは分離されたクラウドサンドボックスで実行され、有料プラン限定です。
  • iOS:クラウドセッション管理とdiff確認用のネイティブアプリで、iOS 26+と有料プランが必要です。アーリーアクセス中はTestFlightで配布され、Androidは未対応です。
  • Kiro Crew:自分のmacOS、Linux、Windowsマシンで動き、セッションをまたいで作業を続ける無料のオープンソースワークスペースです。

エンタープライズプロファイルは米国東部(バージニア北部)、欧州(フランクフルト)、AWS GovCloud(US)でホストされ、SSOはOkta、Entra ID、AWS IAM Identity Centerに対応します。

価格

Kiroの価格はクレジット制で、米ドル建て・税抜き、有料プランはユーザー単位です。

プラン価格月間クレジットモデル追加クレジット
Kiro Free月額$050オープンウェイトモデルとClaude Sonnet 4.5提供なし
Kiro Pro1ユーザー月額$201,000プレミアムモデル1クレジット$0.04
Kiro Pro+1ユーザー月額$402,000プレミアムモデル1クレジット$0.04
Kiro Pro Max1ユーザー月額$1005,000プレミアムモデル1クレジット$0.04
Kiro Power1ユーザー月額$20010,000プレミアムモデル1クレジット$0.04

クレジットはリクエスト数ではなく作業量の単位で、簡単なプロンプトは1クレジット未満、スペックのタスクは通常それ以上かかり、0.01クレジット単位で計測されます。スペックの調整、タスク実行、hook実行も消費対象です。トップページはプランを特定せずにクレジット制を「日次・週次のレート制限なし」と説明する一方、料金ページの注記は無料プランのモデル利用が「レート制限の対象」だとしており、両ページは一致していません。

プランのクレジットは請求月初めにリセットされ、繰り越されません。追加クレジットは例外で、パックは$5(125クレジット)から$100、同時保有は5パックまで、購入から12か月で失効します。両方を使い切ると翌月か追加購入までリクエストが止まります。

ソーシャルログインまたはAWS Builder IDで無料プランから初めてアップグレードすると、サブスクリプションに$20分が充当されます。請求は暦月単位で、月途中の初回アップグレードは日割り、月途中のダウングレードは当月全額、解約後は月末まで有料プランが続きKiro Freeに切り替わります。今回確認した請求ページは返金依頼をサポート対象に挙げるが、返金期限は書いていません。AWS GovCloud(US)の価格は約20%高く、無料プランはありません。

Kiroの代替ツールと比較

ある製品ローンチコミュニティはKiroの類似製品にCursor、Claude Code、Kilo Codeを挙げており、うち2つが比較に役立ちます。

  • Cursorはクレジットカード不要の無料Hobbyプランに限定的なエージェントリクエストを含み、有料のIndividualプランではクラウドエージェントとMCP、skills、hooksが加わります。Kiroの違いはスペックファイルとプロパティベースの検証です。
  • GitHub Copilotは、すでに使っているエディターの中で動き、VS Code、Visual Studio、Xcode、JetBrains IDE、Neovim、Eclipse、Zedに対応します。Freeプランは月2,000回のコード補完を含み、Proは1ユーザー月額$10 USDです。一方、KiroのIDE限定の正しさ検証にはKiro独自のエディターが必要です。

制限事項

クレジット消費とレート制限

  • Kiroの公開イシュートラッカーでは、複数のユーザーが「Too many requests, please wait before trying again」エラーの繰り返しを報告しており、エラーが続く間はほぼ使えなかったという声もあります。
  • 別のイシューは、更新で旧来のvibeコーディング機能に代わりエージェント機能が強制されてからクレジット消費が急増したと報告し、2人目のユーザーも裏付けています。Kiroのメンテナーは、成果のない作業での過剰消費を調査中のバグと回答しました。
  • モデル選択はコストを増幅します。GPT-5.6 Solは272Kトークン以下のリクエストで4.4xのクレジット倍率となり、272Kトークンを超えるとその2倍で課金されます。

正しさの検証で証明できないこと

プロパティベーステストが示すのは正しさの証拠であって証明ではなく、形式検証でもありません。プロパティが弱いか不変条件が誤っていると、動作が誤っていてもテストは通り、外部サービス依存の要件にはモックや例ベースのテストが必要な場合があります。

プランと利用環境の制限

  • 無料プラン:追加クレジットは買えず、上限到達後は月次リセットを待つかアップグレードします。
  • 有料限定の環境:Kiro Web、iOSアプリ、CLIのAPIキーにはPro、Pro+、Pro Max、Powerが必要です。
  • ハーネスの規則:OpenClawなど、ネイティブインターフェース外へリクエストを送るサードパーティ製自動化ハーネス経由の利用は認められていません。
  • 地域の制限:全プレミアムモデルが全ての国・地域で使えるわけではありません。IAM Identity Centerを使う組織のクラウドセッションは米国東部(バージニア北部)のみで動き、MCPなどのガバナンス制御はまだ使えません。
  • バージョンの期限:2026年11月9日以降、0.11.133未満のKiro IDEと1.28.2未満のKiro CLIはサービスに接続できなくなります。

プライバシーとモデル学習

無料プランと個人向け有料プラン(ソーシャルログインまたはAWS Builder ID)では、Kiroは質問、その他の入力、生成した応答やコードを、モデル学習を含むサービス改善に使う場合があります。収集は初期状態で有効で、IDE設定のApplication > Telemetry and ContentでContent Collection for Service Improvementを外すとオプトアウトできます。エンタープライズユーザーのコンテンツはサービス改善に使われず、テレメトリとコンテンツ収集から自動的に除外されます。エンタープライズ向けページはPro、Pro+、Pro Max、Powerのコンテンツを基盤モデルの学習に使わないと広く書き、個人サブスクライバーに範囲を絞ったデータ保護ページと一致しません。

保持期間もプランで異なり、無料プランの入力はオプトアウト後も不正利用検知のため最長60日保存される場合があり、OpenAIのGPTモデルに送られ分類器に検出された通信は最長30日保持されます。無料ユーザーと個人ユーザーのコンテンツは米国東部(バージニア北部)リージョンに保存されます。有料サブスクライバーにはAWSサービス条件に基づく出力の補償があります。

クラウドサンドボックスのネットワーク接続

Kiro Webのサンドボックスでネットワーク接続を有効にすると、プロンプトインジェクション、コードや機密情報の流出、マルウェアのリスクが生じます。Kiroは接続先限定のアクセスを最も安全な段階と説明し、外部依存のないタスクでの利用を推奨します。

よくある質問

Q1. Kiroは無料で使えますか?

無期限のKiro Freeプランは50クレジットでオープンウェイトモデルとClaude Sonnet 4.5を使えますが、レート制限があります。Kiro WebとiOSアプリは有料です。

Q2. Kiroは私のコードをモデル学習に使いますか?

無料ユーザーとソーシャルログインまたはAWS Builder IDの個人サブスクライバーは、オプトアウトしない限りプロンプトや生成コードがモデル学習を含むサービス改善に使われる場合があります。IAM Identity Centerまたは外部IDプロバイダーでサインインするエンタープライズユーザーは対象外です。

Q3. Kiroを使うにはAWSアカウントが必要ですか?

いいえ。GitHub、Google、AWS Builder IDでサインインできます。

Q4. Kiroのクレジットを使い切るとどうなりますか?

無料プランは月次リセットかアップグレードまで止まり、有料プランは1クレジット$0.04で追加購入するか上位プランに移れます。

Q5. KiroではどのAIモデルを使えますか?

標準はAutoです。有料プランではOpus 5などのClaudeモデル、OpenAIのGPT-5.6の各段階、オープンウェイトモデルも選べます。無料プランはClaude Sonnet 4.5とオープンウェイトモデルに限られます。

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