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CUTY AI は自らをオールインワンの AI 制作プラットフォームと称し、一か所で世界水準のモデルを呼び出して画像や動画を作れる点を売りにしている。この一文で注意すべき動詞は「呼び出す」である。生成モデルを自ら学習させて推論を売る会社ではなく、ブラウザ上の画面と、クレジットの台帳と、他社のモデルへ要求を振り分ける中継層からなる集約サービスだ。
この区別を先に押さえておくと、その後の評価がぐっと見通しやすくなる。長所も危うさも、ほぼすべてがここから派生するからである。長所は本物だ。四社の契約を並行して抱え、四種類の画面を覚える必要はなく、残高ひとつを管理し、操作をひと通り覚えれば済む。上流が新しいモデルを出し、集約側がつなげば、登録し直すことも、カードを登録し直すことも、プロンプトの作法を覚え直すこともいらない。選べるモデルの幅も実際に広い。動画側だけでも Sora 2 と Sora 2 Pro、Veo 3.1 と Veo 3.1 Fast、Hailuo 2.3、Kling 2.5 Turbo、Wan 2.5 に接続したと明示しており、文章からの生成と画像からの生成の両方を扱う。画像側を足すと、名前の挙がるモデルの派生は三十を超える。
危うさもまた構造的である。集約サービスの出力品質は自前のものではなく、モデルごとに受け継いだものであり、上流が更新や提供終了をすればそれに従って変わる。安定性も上流の可用性に左右される。生成一件あたりの原価は、本質的に他社の API 価格への上乗せだ。そして利用者へ差し出せる商用保証の上限は、自らが上流で得た許諾を超えられない。まさにこの点で、この事業者の細則は精査に値する。
ひとつ評価すべき点がある。何を動かしているかを隠していないことだ。Nano Banana 2 のモデルページは、これが Google のモデルで Gemini 3.1 Flash を基盤とし、四秒から八秒で画像を生成し、最大 4K、参照画像は十四枚まで扱えると明記している。この程度の開示すら省く見せかけのサイトは多いなかで、ここは書いている。おかげで独立した検証が可能になる。ある生成が Veo 3.1 で走ったと分かれば、他所の Veo 3.1 の出力と突き合わせ、この皮が品質をそのまま通しているのか、パラメータを落として動かしているのかを判断できる。
薄いのはむしろ企業情報のほうだ。利用規約で運営主体は Cuty AI とだけ名乗り、登記上の社名も登録番号も所在地も文中のどこにもない。準拠法は書かれており、紛争は米国バージニア州の裁判所が扱う。プライバシーポリシーもデータが米国東部バージニアのサーバーにあると認めている。しかし管轄地は主体ではない。会社概要のページはなく、フッターの Contact に至ってはページですらなく、support@cuty.ai へのメールリンクにすぎない。定価で月額 269 米ドルまでの継続課金をカードで受け取るサービスとしては、慎重な購入者が期待する水準よりはるかに企業情報の開示が乏しい。
本稿はその前提でこのサービスを扱う。機能は堅実でモデルの網羅も実際に広く、画面もよくできた集約プラットフォームだが、運営主体は名乗らないことを選び、自ら公開した複数の方針のあいだに食い違いがいくつか残っている。カード番号を入れる前に知っておく価値のある事実である。
動画は集約方式の利点が最もはっきり出る領域だ。個別契約が最も高くつき、あらゆる場面で勝てる単独のモデルも存在しないからである。メニューには二十ほどの動画派生が並ぶ。Seedance 2.0 とその Fast 系統、Seedance 1.5 Pro と 1.0 Pro、Veo 3.1 と Veo 3.1 Fast に加えて Veo 3 と Veo 3 Fast、Sora 2 と Sora 2 Pro、2.1 Master から 3.0 までの四世代の Kling、三段階の Hailuo、Happy Horse という名のモデル、そして Wan 2.2 から 2.6 までである。
両方向に対応する。文章からの生成はプロンプトだけでよく、画像からの生成は静止画を受け取って動かす。経路の選択は自動だ。開始フレームを上げると、同じ品質帯のなかで対応する画像起点のモデルへ勝手に切り替わるため、手で選び直す必要はない。対応モデルは終了フレームも受け取れて最初と最後を指定でき、これは前後の映像と滑らかにつながる素材にするうえで最も効く仕掛けである。
作業画面で調整できるのは縦横比、480p からの解像度、四秒からの長さ、そしてネイティブ音声の切り替えだ。画像からの動画生成は JPG、PNG、WEBP のみを受け付け、一枚あたり 10MB 以下、幅と高さは最低 300 ピクセルが必要となる。低い敷居ではあるが、サムネイルや SNS で強く圧縮された書き出しは弾かれるため、画面の切り取りではなく元データを与えるのがよい。
画像側には十四ほどの派生がある。GPT Image 2 と GPT Image 1.5、Pro と新しい Nano Banana 2 を含む三段階の Nano Banana、4.0 から 5 Lite までの三世代の Seedream、Flux 2 Pro と Flux 2 Flex に加えて Flux Kontext Max と Kontext Pro、Z Image Turbo、そして Qwen Image である。
文章からの生成が既定の入口で、調整できるのはプロンプト、モデル、縦横比、生成枚数だ。画像から画像への変換は、プロンプトに参照画像を四枚まで添え、変えたい点を言葉で説明する方式である。照明の調整、配色の変更、画風の切り替えといった作業を、手作業でマスクを塗らずに行う。Nano Banana 2 の経路は上限を大きく引き上げ、参照画像を十四枚まで受けて複数画像の合成を可能にし、複数回の生成をまたいで最大五人の人物の一貫性を保ち、角度が変わっても顔立ちや衣装、小物を維持すると謳っている。
生成モデルの隣には、創作という意味では生成とは呼びにくい道具の一群がある。入力と出力の対応が予測できる補正の道具であり、おそらくこのサービスで最も安定して役立つ部分だ。背景の除去、黒または白の単色背景への差し替え、背景のぼかし、物体の消去、画像の拡大、キャンバスの拡張と外側の描き足し、鮮鋭化、ぼけの除去、全体的な画質改善、そして最大四倍の動画拡大と動画の画質改善である。
名前は地味でも、その比重は響き以上に大きい。生成的な出力は押すたびに引き直すくじだが、確定的な道具はひとつの仕事だけをして、成否がその場で見える。実際の作業では両者を行き来することになる。候補を生成し、拡大と背景処理を通して使える形に仕上げる、という具合だ。
アバター機能は、静止した人物写真一枚と音声から、口の動きが合い、まばたきをして、頭がわずかに動く話す動画を作る。あらかじめ用意された話者が十六人おり、それぞれに合う声が組み合わされている。音声合成は四十を超える言語に対応し、感情は喜びから中立まで七種類から選べ、話す速さも調整できる。動かし方は三通りだ。台本を打ち込んで音声合成を使う、手持ちの音声を上げる、あるいはブラウザでそのまま録音する。契約者は自分の写真を上げて、繰り返し使える専用アバターを作れる。
演技の移植を扱う道具も二つある。Character Swap は既存の動画のなかの人物を差し替え、Motion Control は参照した映像の動きの型をまねる。Lip Sync は手元にある素材に音声を合わせる独立した道具として用意されている。
Movie Maker は、撮影の言葉を扱いやすくするための試みで、映画用語を覚えてプロンプトに書くのではなく、選ぶ項目に置き換えている。専門的なカメラ五種、焦点距離六種、色調のプリセット七種に加え、パンやズーム、ティルトを含むカメラワークのプリセットを二十種類そなえる。想定された流れはこうだ。まず映画的な静止画を作り、照明と奥行きを決める視覚上の土台とし、必要に応じてその画像を開始フレームか終了フレーム、あるいはその両方に指定してから動きを生成する。
これは筋の通った設計判断である。撮影の言葉は動画のプロンプトのなかで初心者を最も確実に挫けさせる部分だ。語彙が専門的で、しかもモデルは多くの人が名前すら知らないその用語にこそ反応する。これを選択肢に置き換えれば、まず語を知らねばならないという敷居が消える。
音楽生成が一覧を締めくくる。簡易モードでは一文の指示から旋律と伴奏、歌声を備えた完成曲を作り、上級モードでは題名や歌詞、曲調を自分で指定できる。歌ありと伴奏のみの両方があり、男声、女声、掛け合いから選べ、ポップスやラップから lofi、K-pop、ジャズまで幅広い。ただしこのページの著作権に関する記述は注意深く読む必要があり、詳細は下の制約の項で扱う。
予算を投じる前のモデル比較。 集約方式が最も得意でありながら見落とされがちな用途だ。制作の流れを Veo、Kling、Sora のどれに寄せるか迷っているなら、同じ指示をひとつの残高で複数のモデルに通すほうが、口座を三つ開くより安く早い。最終的に提供元と直接契約するとしても、この比較そのものに価値がある。
SNS 前提の短い動画。 TikTok やリール、ショート向けの縦型動画が最も自然な落としどころだ。尺が短いので一本あたりの費用が抑えられ、配信側の圧縮が AI 動画になお残る粗を隠し、視聴者も一コマずつ粗探しをしない。採算が最も合う領域である。
商品画像と EC 向け素材。 文章からの生成で案を出し、画像変換で派生を作り、背景除去できれいな切り抜きを得て、拡大で掲載先の解像度要件を満たす。四段階をつなげば、商品画像の作業がブラウザのなかで完結する。
顔を出さない語りの素材。 講座の導入、社内のお知らせ、製品の説明、そして同じ台本の多言語版まで、アバター機能が引き受ける。四十を超える言語の音声合成があるため、ひとつのお知らせを十数種類の現地版にするのが、収録を十数回押さえる話ではなく台本を差し替える話になる。
静止素材の蓄積を動かす。 写真家や絵師、静止した資産を多く抱える企業は、画像からの動画生成で既存素材に動きを足せる。構図も被写体も手元に残したまま、動きだけを任せられるので、白紙から生成するより理にかなう場面が多い。
絵コンテと提案資料。 プリセット中心の Movie Maker は、最終素材ではなく狙いの雰囲気を取引先や制作陣に伝える事前の可視化に向く。
あまり向かない場面。 長い連続場面でコマ単位の一貫性が要る仕事、著作権紛争がそのまま大きな費用になる企業の中核案件、そして API が要るあらゆる流れである。公開された開発者向けの窓口はない。
第一に、登録して無料枠を把握する。 生成には登録が必要だ。無料プランは支払う前に確かめてもらうためにあるが、無料プランの出力には透かしが入り、外すには有料へ移る必要があること、そして無料の生成物は個人的で非商業的な用途に限って許諾されることを覚えておきたい。
第二に、様式を選び、そのうえでモデルを選ぶ。 作業画面は画像、動画、アバター、音楽、AI ツールに分かれる。モデルの選択は費用と仕上がりを同時に左右するので、初期選択をそのまま受け入れず、意識して決める価値がある。速くて軽い派生と最上位の派生が併存しているのは、まさに安く試して高く仕上げるためだ。
第三に、下書きは安く済ませる。 速くて安いモデルで、控えめな解像度と短い尺のまま構図を固める。出費を抑えるうえで最も効く習慣であり、下書き帯と最上位帯の差額は端数どころではない。
第四に、参照画像が効く場面では使う。 画像の作業では参照を四枚まで添え、変えたい点を平易な言葉で説明する。画像からの動画では開始フレームを上げ、着地点を決めたいときは終了フレームを足す。
第五に、残ったカットだけ格上げして作り直す。 構図と動きが定まってから、使うカットだけを最上位モデルで完全な解像度に作り直す。
第六に、確定的な道具で仕上げる。 拡大、背景の整理、余計な物の除去、鮮鋭化。作り直すより安く、しかもどのみち作り直しでは安定して直らない具体的な粗を片づけてくれる。
第七に、すぐ落として保管する。 解約後も生成物は利用者のものだが、自分で控えを持てば、サービス側の保管方針に頼る必要がなくなる。
計画の単位は生成回数ではなくクレジットである。 クレジットはすべての道具を貫く計量の単位で、各モデルや道具はモデルの種類、尺、解像度に応じて作業ごとに異なる量を消費する。画像一枚や動画一本の均一価格は存在しない。十秒の最上位動画と小さな下書き画像では、費用が桁で違う。
料率が出ている場所では、押す前に確かめる。 アバターの作業画面は、生成前に毎秒の料率が画面に出る唯一の場所で、標準は毎秒 6 クレジット、Pro は毎秒 10 クレジットだ。計算してみると問題が見える。六十秒の Pro アバター動画は 600 クレジットを使い、これは Lite プランのひと月分の二倍にあたる。毎秒の価格は小さく見えて、積み上がるのは速い。動画の尺全般にも同じ算術の習慣を当てたい。
使用を月の前半に寄せる。 クレジットは請求周期の初めに初期化され、繰り越されない。使い残せばそのまま消えるので、繁忙月に合わせて契約すると、それ以外の月は毎回お金を捨てることになる。中央値に合わせて契約し、繁忙月は追加分を買うほうが理にかなう。
終了フレームで編集点を制御する。 編集の流れに組み込む素材なら、開始と終了の両フレームを指定してはじめて「切って使える」ものになる。そうでなければ、単体で見る分にはよい映像で終わる。
プロンプトの記録には必ずモデル名を添える。 同じ指示でもモデルが違えば挙動が変わるため、モデルと解像度と尺を併記してはじめて再現できる記録になる。
確定的な処理は最後に回す。 背景を抜く前に拡大すると、粗ごと大きな画面に焼き込むことになる。先に切り抜き、それから大きくするのが正しい順序だ。
最終的な品質を無料枠で判断しない。 透かし入りの出力は構図と動きを教えてくれるが、納品水準の解像感については何も語らない。
売る素材は一件ずつ権利を確かめる。 独自性を保証しないと明言されている。商業的な重みを負う成果物には、画像検索を一度かけておきたい。
個人の制作者と SNS の担当者が最も明快に得をする。複数の様式を一か所で片づけられ、複数の契約を抱え込む必要がなく、出力の性格も完成度より速さが物を言う場に合っている。
小規模なマーケティング部門や代理店は、寿命の短い施策素材を大量に作る際、共有のクレジットと段階に応じて増える同時実行数の恩恵を受ける。Lite は一件、Ultra は八件だ。
技術選定にあたる評価者にとっては、正式な契約前の比較台として使える。
教育者や講座の制作者は、収録機材なしで語りの動画と多言語のナレーションを得られる。
趣味の制作者やキャラクター作家を明らかに狙って作られた五十を超える主題別の生成機能がある。OC メーカー、刺青の図案、壁紙、ポスター、幻想画などだ。
別を当たったほうがよい場合。 API が要る開発者。名前のある取引相手やデータ処理の取り決め、調達に耐える文書が要る企業。法人そのものが開示されていないからである。長い連続場面でコマ単位の一貫性が要る制作会社も同様で、著作権紛争の損失が、条件のより明快なモデル提供元から直接買う費用を上回る場合もそうだ。
デスクトップや携帯向けのアプリはなく、すべてブラウザで動く。作業画面はアラビア語を含む十言語の表示に対応し、ほかは英語、簡体字中国語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、ドイツ語、日本語、韓国語である。演算はサーバー側で行われるため、手元の機材にはほとんど要求がない。実際の制約は安定した回線と、最上位モデルの待ち時間に付き合う辛抱である。
入力側の制約は緩やかだが、事前に知る価値がある。画像からの動画生成は JPG、PNG、WEBP のみを受け付け、一枚あたり 10MB 以下、幅と高さは最低 300 ピクセルが必要だ。アバターの台本は一回の生成につき一万字までである。
規約には支払いが Stripe や Google Play、Apple Store を通じて処理されうると書かれており、携帯向けの配信をにおわせるが、サイトから辿れるアプリはなく、存在すると仮定すべきではない。機材ではなく支払額で変わる環境側の制約は同時実行数だ。Lite は一件、Pro は二件、Max は六件、Ultra は八件である。
公開された API の文書はないため、自動処理の基盤というより対話的な道具にあたる。
四つの契約段階が登録不要で公開されている。Lite は月 300 クレジット、Pro は 1000、Max は 6000、Ultra は 8000 で、年払い換算で月あたり 6.9、15.9、72.9、109.9 米ドル、月払いの定価はそれぞれ 9.9、24.9、159.9、269 米ドルだ。月払いに対する割引の幅は大きく、これは一般的な年間契約の構造だが、目を引く安さが十二か月の約束を前提にしていることも意味する。
四段階いずれも商用の許諾、動画と画像の全モデルへの利用、視覚系の道具、音楽とアバターの機能、新機能への先行利用を含む。差を生むのはクレジットの量、同時実行数、そして一部モデルの期間限定の無制限企画に参加できるかどうかだ。執筆時点では GPT Image 2 と Nano Banana 系列にこの種の企画が掛かっていた。
無料プランは試用向けで、出力には透かしが入り個人利用に限られる。有料の利用者は周期の途中で不足を補う追加クレジットをいつでも購入でき、即座に反映される。
課金の仕組みで押さえておきたい点がいくつかある。すべての有料プランは自動更新され、アカウント設定からいつでも解約でき、解約しても現在の請求周期の終わりまで利用できる。クレジットは繰り越されない。返金は初回契約から三日以内で、かつ累計のクレジット消費が 100 を超えていない場合に限られ、使用済み分は戻らない。本当に狭い窓であり、二度読む価値がある。100 クレジットでできる試用はごく限られ、アバターの Pro 帯に換算すれば十秒の動画一本分にすぎない。だから見極めは無料枠で済ませるのがよい。有料で使い込んで相性が分かるころには、返金の窓はたいてい閉じている。
ひとつの食い違いは、取り繕わずに指摘しておくべきだ。サイト自身のフロントエンド資源には、いまも古い料金表が残っている。9.9 ドルで 300 クレジット、月あたり動画 25 本または画像 150 枚が上限と注記され、24.9 ドルで 800 クレジット、無料枠は登録時 50 クレジットで動画四本または画像二十五枚ほど、と書かれている。一方、実際に描画される料金ページは別の表を示し、24.9 ドルの段階には 1000 クレジットを与える。両方が同時に正しいことはありえない。本稿は購入者が実際に目にするものだという理由で描画された料金ページを基準とするが、この差そのものが、支払う前に決済画面でクレジット数を確かめよという合図である。なお古い数字は、クレジット残高がおおよそ何回の生成に相当するかの感覚をつかむには役に立つ。
モデル提供元から直接買う。 ひとつのモデル系統に決めているなら、Google や OpenAI、快手、MiniMax へ直接行くほうが、名前のある取引相手と、より明確な許諾、たいていは API まで得られる。代わりに幅を失い、契約の総額は増える。
ほかの複数モデル集約サービス。 同じ立ち位置の事業者は複数あり、扱うモデルの一覧もクレジットの換算も異なる。比べるべきは機能の一覧ではなく、実際に使う最上位モデルが毎秒いくらのクレジットになるか、そして各社が企業としての素性をどこまで明かしているかだ。
Runway と Pika。 動画を先に据えてきた、より定着した道具であり、編集の時間軸が充実し、第三者の検証も積み重なっている。ある独立した論評は、Pika のような道具の無料枠で品質の基準を作ってから比べるよう勧めていた。結論がどちらに転んでも、この助言自体は堅実である。
Adobe Firefly など既存大手の製品。 補償の約束や企業の調達手続きがモデルの幅より重いなら、商用の保証を明示する大手のほうが安全な買い物になる。
オープンソースの手元実行。 Flux や Wan を自分の環境で動かせば、生成ごとの費用も許諾の曖昧さも消える。代わりに機材と構築の手間がかかり、非公開の最上位モデルは使えない。
法人が開示されていない。 規約は運営主体を Cuty AI とだけ記し、社名も登録番号も所在地も示さないまま、バージニア州を管轄地に指定している。会社概要のページも問い合わせのページもなく、フッターの Contact はメールアドレスに解決される。つまり料金を払う顧客に、名前のある取引相手がいない。本稿で最も重い留保である。
Trustpilot の事業者ページは削除されており、当該事業者は同社の指針に反するため今後は表示されない、というのがプラットフォーム側の説明である。 Trustpilot はどの条項に触れたかを明かしておらず、削除そのものが不正の証明でもない。掲載が下ろされる理由は、評価の操作から事務手続き上の争いまで幅がある。とはいえ独立した評価基盤に記録として残る否定的な信号であり、なかったことにはできない。
第三者による記述がほぼ存在しない。 G2 の掲載も Capterra の項目も Product Hunt の公開記録もなく、主要な技術媒体の報道もない。似た綴りのドメインで無関係な事業と名前が衝突するため、検索そのものも難しい。結果として、この製品に関するほぼすべての記述が、最後は製品自身の宣伝文に行き着く。2026 年に出たある独立した論評は、どの生成器が使われているかを説明する公開のモデルカードがないと結論づけたが、いまや専用ページごとにモデル名を明示するこのサイトには当てはまらない批判である。もともと乏しい第三者の材料でさえ、どちらの方向にも古びている可能性があるということだ。
食い違いその一、知的財産の条項。 知的財産の条項は、基盤となる AI モデルを含むこのサービスのあらゆる権利を Cuty AI またはその許諾者に帰属させるが、Google や OpenAI、快手、MiniMax、阿里巴巴、Black Forest Labs のものと見えるモデルで構成された一覧の隣に置かれると座りが悪い。寛く読めば「またはその許諾者」が支えており、厳しく読めば過大な主張である。いずれにせよ上流の許諾条件は公開されておらず、利用者に売られた商用の許諾が、上流で得た権利に裏打ちされているかを確かめる手立てがない。
食い違いその二、音楽の権利の説明。 音楽のページは、生成されたすべての曲が完全に権利料不要で、YouTube や TikTok、Spotify にそのまま公開できると宣伝するが、規約が無料アカウントに課す非商業の制限とは両立しない。宣伝文と利用規約が衝突するときは利用規約が優先する。登録時に同意した文書であり、争いになれば持ち出される文書だからだ。機能ページに何と書かれていようと、無料枠の音楽は個人利用に限ると考えるのが安全である。
食い違いその三、禁止内容と実際の提供機能。 禁止条項は性的に露骨な内容の生成や配布を禁じているが、同じサイトの入り口には AI 彼女生成器、AI 彼氏生成器、AI キス生成器が並んでいる。これらの機能が本質的に露骨だという意味ではないが、方針と製品の表面のあいだの緊張は、運用上の線引きが不明確であることを意味し、利用者は何が利用停止を招くかを確かに見通せない。
独自性や非侵害の保証はない。 規約は、生成物が独自であること、既存の作品と似ていないこと、第三者の権利主張から自由であることを保証しないと明記する。業界全体で一般的であり、正直に書いている点は評価できるが、補償の申し出がまったくないことと合わさると、商業上の危険はすべて利用者に残る。
返金の条件が厳しい。 三日と累計 100 クレジットという窓は、有料段階をきちんと見極め終わる前に閉じてしまう。
クレジットは毎月消える。 繰り越しがないため、大きく契約すると使い切れない月ごとに損をする。
無料出力の透かしと非商業の制限。 無料枠は見極めの手段であって、実務に使う段階ではない。
受け継いだモデルへの依存。 モデルの提供状況も品質も、ときには名称までも、上流の変更に従って変わる。このサービス自身の動画ページですら、メニューの一覧と FAQ 本文の一覧がすでに少し食い違っており、一覧の更新が、それを説明する文よりも速いことを示している。
年齢の制限。 満 16 歳未満を対象としていない。
API はなく、同時実行数も持ち越せない。 対話的な利用に限られ、並行処理の量は契約段階に結びついている。
無料プランがあり、見極めの用途には十分使えるが、二つの制限がその性格を決めている。無料プランの出力には透かしが入り、外すには有料へ移る必要があり、無料の生成物は個人的で非商業的な用途に限って許諾される。無料枠は、支払う前に構図や動き、モデルの癖を判断する手段と捉えるのが正しく、納品用の段階と見なすべきではない。
有料プランに限る。無料の利用者は生成物を個人的で非商業的な用途にのみ使え、有料契約者にだけ商用の許諾が与えられる。ただし二点の但し書きがある。第一に、規約は生成物の独自性や既存作品との非類似、第三者の権利主張からの自由を保証せず、補償も申し出ない。第二に、音楽ページの権利料不要という宣伝は規約と衝突し、規約が優先する。商業的な重みを負う成果物は、別途自分で確かめるのがよい。
第三者のモデルであり、名前も公開されている。動画側だけでも Sora 2 と Sora 2 Pro、Veo 3.1 と Veo 3.1 Fast、Hailuo 2.3、Kling 2.5 Turbo、Wan 2.5 に接続したと明示し、文章からの生成と画像からの生成の両方を扱い、その隣に Seedance や Kling の複数世代が並ぶ。画像側では、Nano Banana 2 のページがこれは Google のモデルで Gemini 3.1 Flash を基盤とし、四秒から八秒で最大 4K の画像を作り、参照画像を十四枚まで扱えると明記している。CUTY AI は集約する側であって、モデルを開発する側ではない。
クレジットは共通の単位で、モデルの種類と尺、解像度に応じて作業ごとに引かれる。生成一件あたりの均一価格はない。公開されている料率は多くないが、アバターの作業画面は生成前に毎秒の料率が見える唯一の場所で、標準は毎秒 6 クレジット、Pro は毎秒 10 クレジットだ。つまり一分の Pro アバター動画は 600 クレジットで、Lite プランのひと月分の二倍にあたる。本数ではなく、秒数と解像度で予算を組むべきである。
四つの契約段階が登録不要で公開されている。Lite は月 300 クレジット、Pro は 1000、Max は 6000、Ultra は 8000 で、年払い換算で月あたり 6.9、15.9、72.9、109.9 米ドル、月払いの定価は 9.9、24.9、159.9、269 米ドルだ。クレジットは繰り越されず、請求周期ごとに初期化される。なおサイトのフロントエンド資源には食い違う古い料金表が残っているため、支払う前に決済画面でクレジット数を確かめてほしい。
狭い。初回契約から三日以内で、かつ累計のクレジット消費が 100 を超えていない場合に限られ、使用済み分は戻らない。100 クレジットはアバターの Pro 帯で十秒ほどにあたるため、ふつうに試しているだけで上限を越えうる。見極めは無料枠で済ませるのがよい。
プライバシーポリシーは、利用者が上げた画像や動画、生成結果をモデルの学習やデータ共有に使わないと約束している。データは米国東部バージニアのサーバーに保管され、第三者の処理者として Vercel、Railway、Google Analytics が挙げられている。ただしこの約束はこのサービス自身に関するものだ。上流のモデル提供元が転送されたデータをどう扱うかは文書化されておらず、上流のデータ処理条件も公開されていない。
ブラウザのみである。デスクトップや携帯向けのアプリはなく、すべてブラウザで動き、作業画面はアラビア語を含む十言語の表示に対応する。公開された API の文書はないため、自動化の流れではなく対話的な制作作業に向く。同時実行数は段階に応じて上がり、Lite の一件から Ultra の八件までである。
慎重な購入者が望むより少ない。規約には社名も登録番号も所在地もなく、紛争がバージニア州法に従うことだけが示されている。会社概要のページも問い合わせのページもなく、支援用のメールアドレスがあるだけだ。独立した確認の道も限られる。Trustpilot の事業者ページは削除されており、当該事業者は同社の指針に反するため今後は表示されないというのがプラットフォーム側の説明で、主要なソフトウェア評価基盤にも掲載がない。どれも不正の証明ではないが、事実上は製品自身の説明を頼りに買うことになるという意味である。
利用者のものとして残る。生成したすべての画像と動画は、解約後も利用者のものである。新たに生成する権利は支払い済みの周期の終わりで止まり、使い残したクレジットは返金ではなく失効する。一般的な用心として、大切な素材は自分で落として保管し、サービス側の資産保管に長く頼らないほうがよい。