VideoCompressは videocompress.ai で提供されているオンライン動画圧縮ツールです。動画をアップロードし、目標サイズか品質レベルを選ぶと、透かしなしの小さなファイルをダウンロードできます。ベンダーはVideoCompressを、ブラウザでオンライン、デスクトップアプリでオフラインに使えるオールインワンの音声・動画圧縮、編集、処理ツールと説明しています。
.ai ドメインは、圧縮ページが実際に主張している以上のことを連想させます。これらのページが説明しているのは、品質を保ちながら効率よく圧縮する「インテリジェントな」動画圧縮ツールです。エンコーダーとしてH.264とH.265を挙げ、明示的なAIの表現は別の文字起こしツールと動画翻訳ツールにだけ使っています。あるサードパーティのAIツールディレクトリの掲載ページは、圧縮そのものを高度なAIアルゴリズムによるAI搭載機能と説明していますが、今回確認したホームページ、料金ページ、デスクトップ版ページは圧縮についてそうした主張をしていません。
規模を示す数字はすべてベンダー発表です。ホームページは、このオンライン動画圧縮ツールが200,000人以上のユーザーに信頼されているとしています。デスクトップアプリのページは別に、450,000人以上のユーザー、6,000,000件以上の処理済みファイル、平均圧縮率68.2%を挙げています。いずれも2026年10月2日時点の表示です。
ほぼ同じ名前のウェブ圧縮ツールがいくつかあります。このページは videocompress.ai のサービスだけを扱い、そのウェブ版はファイルを自社サーバーにアップロードします。
このツールはアップロード、エンコード、ダウンロードの一本道のワークフローで、動画の容量を減らす方法を2通り用意しています。圧縮と文字起こしは同じ月間クレジット残高を使い、動画編集は別にカウントされます。
ウェブ版の圧縮はベンダーのクラウドサーバーで実行されるため、スマートフォンや古いノートPCが自分のCPUやメモリをエンコードに使うことはありません。その代わり、どのファイルも先にアップロードが必要です。
設定と価格は連動しています。目標を小さくするかプリセットを強くすると圧縮率が上がり、圧縮率は長さ、コーデック、解像度と並んでクレジット消費を決める要素です。圧縮ボタンには、ジョブ開始前に消費予定のクレジットが表示されます。
ホームページでは、145 MBの元ファイル1本がベーシックモードで68 MB(-53.1%)、アドバンストモードで35 MB(-75.9%)、ストロングモードで25 MB(-82.8%)になった例を示しています。これは1つのファイルによるベンダーの例で、独立した測定ではありません。ページは元のコーデック、解像度、品質設定も明らかにしていません。
ベンダーはVideoCompressを、本格的な制作編集ではなく日常の共有や保存の悩みに向けたツールとして打ち出しています。
ベンダーが挙げる対象は、コンテンツクリエイター、マーケター、教育者、そしてウェブ利用や共有のために最適化した動画が必要なすべての人です。
向いている人:
あまり向いていない人:
| 項目 | ウェブ | デスクトップアプリ |
|---|---|---|
| アップロード時間(100 MBの例) | 約1分 | 0秒 |
| 圧縮時間(100 MBの例) | 約30秒 | 約5~10秒 |
| 複数ファイル | 一度に1ファイル | 一括圧縮 |
| ファイルサイズ上限 | 最大10GB | 制限なし |
| ファイル履歴 | 24時間以内に削除 | 端末に保存 |
| ネットワーク | 安定したインターネット接続 | オフラインで動作 |
ベンダーはこれらの時間を100 MBのファイルに基づく参考比較とし、実際の時間は端末、ファイル、ネットワーク接続、設定によって変わるとしています。表の「制限なし」は、同じページの別の箇所で有料プランに限ると条件が付いています。
登録してログインすると、各アカウントに毎月30の無料クレジットが付与されます。ジョブの消費量は圧縮率、動画の長さ、コーデックなどの設定で決まります。
| プラン | 価格 | 月間クレジット | 最大ファイルサイズ | 文字起こし | 動画編集 | 処理 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Free | $0/月 | 30 | 1GB | 月最大30分 | 1日5回 | 標準 |
| Basic | $9/月 | 750 | 10GB | 月最大750分 | 無制限 | 優先 |
| Pro(「一番人気」と表示) | $29/月 | 5,000 | 10GB | 月最大5,000分 | 無制限 | 優先 |
| Premium | $59/月 | 7,500 | 10GB | 月最大7,500分 | 無制限 | 優先 |
Freeを含むすべてのプランに、4K動画対応、非公開での動画処理、透かしなし、安全なファイル削除が記載されています。
目安として、5分の1080p動画の圧縮は約1クレジット、文字起こしは1分あたり1クレジットです。クレジット消費は処理リソースに連動し、ファイルサイズや動画の長さに比例して増えるとは限りません。サブスクリプションのクレジットは毎月付与され、未使用分は各請求期間の終わりに失効し、繰り越し、返金、譲渡、復元はできません。圧縮タスクが失敗した場合、使ったクレジットは自動で返還されます。
返金条件は3つの公式ページで書き方が異なります。
現在すべての有料プランに割引表示が付いている一方、料金ページのFAQは「プロモーションや割引での購入」を除外しています。今回確認したページは、表示価格での購入がこの除外に当たるかどうかを示していません。
一部のサードパーティのディレクトリでは、今もこのサービスを完全無料で、ファイルサイズの制限も利用量の制限もないと紹介しています。ベンダーの現在のページでは、無料の上限を1GBとし、利用量をクレジットで計っています。
あるレビュープラットフォームでVideoCompressと並べて掲載されている2つのツールが、主な選択肢の違いを示しています。無料のローカル処理と、似たブラウザのワークフローです。
| ツール | 動作環境 | 費用 | ファイルサイズ上限 | 主な設定 |
|---|---|---|---|---|
| VideoCompress | ブラウザ(クラウドへアップロード)とmacOS/Windowsアプリ | 毎月30の無料クレジット、有料プランは$9/月から | ウェブで無料1GB、有料10GB | 目標サイズ、プリセット、H.264/H.265 |
| HandBrake | Windows、Mac、Linux向けの無料オープンソースのデスクトップ用トランスコーダー | 無料 | ホームページに記載なし | ほぼあらゆる形式を、広く対応する最新のコーデックへ変換 |
| FreeConvert | ブラウザ | 大きなファイルは登録が必要 | 登録前の表示は最大1GB | 正確な出力サイズのための目標ファイルサイズ指定 |
HandBrakeは、Linuxを含む自分のパソコンで無料のオープンソース処理をしたい場合に向いています。ウェブページではなく、インストールして使うソフトウェアです。
FreeConvertはVideoCompressのウェブ版の流れに最も近く、登録前に1GBの上限が表示され、目標サイズモードもあるため、違いは料金、追加ツール、データの取り扱い条件に絞られます。
はい、制限付きで使えます。ログインした無料アカウントには毎月30クレジットが付き、1GBまでのファイルを透かしなしで扱えます。未使用のクレジットは毎月失効します。
今回確認した圧縮ページは、H.264とH.265を使う「インテリジェントな」圧縮ツールと説明していますが、圧縮をAIとは呼んでいません。AIという表現は文字起こしと翻訳のツールに使われています。
ウェブでアップロードしたファイルは圧縮完了後24時間以内に削除されます。この期限が書かれているのはプライバシーポリシーではなく製品ページです。デスクトップアプリでは代わりにローカルで処理されます。
ごく限られた場合だけです。一般に、初回購入から24時間以内、付属クレジットを使う前に、理由を添えてメールで申請する必要があります。3つのポリシーページは条件の書き方がそれぞれ異なります。