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ChatPDF

ChatPDFはドイツ発の文書AIで、PDFやWordファイル、スライドに関する質問にページ単位の出典付きで答え、1日2件まで無料で利用できます。

リサーチ生産性ツール教育#多言語#教育#API利用可能
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アクセス数
閲覧数
価格
フリーミアム
公開日
2026年8月21日
ドメイン
chatpdf.com
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フリーミアム
公開日
2026年8月21日
ドメイン
chatpdf.com
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ChatPDFとは?

ChatPDFは、文書を読むかわりに文書へ尋ねるための文書AIです。PDFをアップロードして質問を打ち込めば、その答えの出どころとなるページを指し示す出典つきで返ってきます。公式の説明も率直で、ChatGPT流の対話的な知性とPDF AI技術を組み合わせてより賢い文書理解を実現し、要約と対話と分析を担うとしています。

運営会社は異例なほど詳細に開示されています。ドイツの法律がそれを求めるからです。Impressumには、ChatPDF GmbH、ベルリンBornholmer Str 67、代表者Mathis Lichtenberger、ベルリン・シャルロッテンブルク区裁判所に登記、商業登記番号HRB 280133 Bと明記されています。これは大半のAIツールが到底及ばない水準の企業透明性で、公開登記簿でこの会社を実際に照会できるということです。同種の「PDFと対話する」サイトでは、まず望めません。

位置づけは、一方では名前より狭く、もう一方では広くなっています。狭いのは、これが汎用アシスタントではないからです。あなたが渡した文書に関する質問にのみ答えます。広いのは、PDFと対話することがすべてだった時期をとうに過ぎているからです。現在の対応形式にはWord(.doc、.docx)、PowerPoint(.ppt、.pptx)、Markdown(.md)、プレーンテキスト(.txt)が含まれ、製品群も執筆、AI判定、YouTube字幕、単語カード、スライドといった周辺ツールへ広がっています。

対象読者は明快に書かれています。学生と研究者のための最良のAIツール群です。トップページに並ぶ三つの人物像は、学術論文や書籍を読み解く研究者、試験勉強や課題に取り組む学生、そして法務契約や財務報告書、マニュアルを素早く把握したい実務家です。同社はユーザー1,000万人超、1日100万件超の質問応答、a16zによる2024年生成AIトップ50のバッジを掲げていますが、これらは独立監査を経ていない自社公表の数字です。

冒頭で断っておくべきことが一つあります。どの機能よりも重要だからです。この製品の前提はあなたが文書を預けることですが、そのプライバシーポリシーは預けた文書がどう扱われるかを扱っていません。この発見は下の「制限事項と注意点」で詳述しており、機微な資料をアップロードする可能性があるなら、本ページの他のどの箇所よりも先にそこを読むべきです。

主な機能

ページに紐づけられた回答

ここで最も有用な設計判断はページ出典です。組み込みの出典が回答をPDFの該当箇所に結び付け、一枚ずつめくって探す手間をなくします。APIでは[P2]、[P234]といったインライン表記と、使用ページ番号を収めた構造化されたreferences配列として現れます。

これが重要なのは、失敗の仕方を変えるからです。出典のないモデルの回答は、信じるか一から検証するかの二択になります。出典つきの回答はどこを見ればよいかを正確に教えてくれるので、検証が面倒事から一回のクリックに変わります。間違いが実害につながる領域、すなわち法務、医療、学術では、出典こそが使える道具と面白い玩具を分ける線引きです。

文書をまたいで推論する複数ファイルのフォルダ

フォルダを作ってファイルを入れると、システムが文書間の関係を把握し、一つの会話の中で複数の出典を参照したり、内容を比較したり、異なる文書のあいだのつながりを見つけたりできるようになります。文献レビューや関連する契約書の束では、一つずつアップロードするより格段に有用です。本当に知りたい問いは、たいてい比較の形をしているからです。

動的なモデルルーティング

この会社は「先進的なAI」といった言い回しの陰に隠れず、モデルの問いに正面から答えています。プラットフォームがGPT-4oとGPT-4o-miniのあいだでスマートな動的ルーティングを行い、速度と品質と効率の均衡を取るというものです。ここから二つのことが導かれます。第一に、これは本質的にOpenAIのモデルの上に文書検索を載せたラッパーです。作りは堅実ですが、土台の推論は自社開発ではありません。第二に、ルーティングとは答えるモデルが問い合わせごとに変わるということなので、回答品質は設計上そもそも完全には一定になりません。

名に恥じない言語横断の力

ChatPDFは多言語に完全対応しており、どの言語の文書でもアップロードでき、好みの言語で対話できます。ある言語の文書を上げて別の言語で質問することも可能です。母語以外で発表された研究を読む必要がある人にとって、「訳してから読む」という二段階が一段階に縮みます。

並べて読む

画面は対話とPDFを同時に開いたままにします。回答は元の内容に紐づいているので、検証は別ウィンドウを開くのではなく右へ視線を移すだけです。クリックすると文書がその出どころまでスクロールする出典と組み合わされば、これこそ同社が「PDFを汎用チャットボットに貼り付ける」より優れると主張する、具体的な操作体験になります。

文書化された公開API

ここには宣伝上の身振りではなく、実際のAPIがあります。ソースの追加方法は三通りで、サイト上で手動アップロードするか、公開アクセス可能なURLを使うか、ファイルを直接アップロードするかであり、いずれもsource IDを返します。チャットのエンドポイントはapi.chatpdf.com/v1にあり、ストリーミングに対応し、ページ出典を返すことができ、ソース削除のエンドポイントも備えます。ドキュメントは制約も率直に記しており、その点は制限事項の項で扱います。

周辺ツール群

文書との対話のほかに、サイトはAI Writer、AI Detector、YouTube Chat、Research(Scholar)、AI単語カード、AIスライド、そしてダウンロード可能なMacアプリを提供します。これらが中核機能と同等の完成度かどうかは今回参照した資料では確認できないため、存在することだけを記し、推奨はしません。

活用シーン

研究文献をより速く読む

最も裏づけの厚い用途です。論文をアップロードし、どの手法を用いたか、標本数はいくつか、著者が限界の節で何を認めているかを尋ねれば、特定のページを指す回答が返ります。学術的な位置づけはマーケティングの創作ではありません。この製品を広く知らしめた推薦の言葉自体が、ある研究者による「ChatGPTのようだが研究論文向け」という表現でした。

契約書や報告書を扱う

法務契約、財務報告書、マニュアル、研修資料を素早く把握する実務家は、明確に狙われた場面です。長い報告書の中から補償条項や特定の数値を見つけ出す作業は、まさにこの検索型の問題の典型で、ツールがうまく処理します。ただし機密文書については、下の重要な注意点を必ず確認してください。

復習と試験対策

学生の試験勉強、課題への取り組み、選択問題をより速く解くことが対象で、単語カードのツールがこれを広げます。注目すべきは、Playストアのある有料利用者が試験復習用の要約は良いと評価しつつ、課題の答えをそのまま出してくれないと批判していた点です。後者はむしろツールとして妥当な振る舞いといえます。

複数の文書を比べる

フォルダを軸にした複数ファイル対話は、同じ主題の複数論文の比較、契約書の版の突き合わせ、複数報告書の統合に向きます。比較の問いこそ、文書AIがその価値を示す場面です。

言語をまたいで読む

ある言語でアップロードし、別の言語で尋ねます。国際的な研究、翻訳された技術文書、外国語の契約書では、工程が丸ごと一つ消えます。

見慣れない文書を素早く仕分ける

最も手間のかからない使い方です。長いものをアップロードし、これは何か、自分の求める内容が入っているかを尋ねます。1日2件が無料なので費用はかからず、通読に値するかという問いには答えが出ます。

ChatPDFの使い方

ステップ1 — 登録せずにまずアップロードする

開始にアカウントは不要です。サービス自体が無料で試せ、すぐ動きます。トップページのアップロード領域にファイルを落とすだけです。後から無料アカウントを作れば、履歴の保存と複数文書の対話が使えるようになります。

ステップ2 — 漠然とではなく具体的に尋ねる

「要約して」からは平板な要約が返ります。「標本数をいくつに設定し、その根拠をどう示しているか」からは、実際に使える内容が出典つきで返ります。検索の仕組みは具体性に報います。狙いの定まった問いは、システムにより明確な標的を与えることになります。

ステップ3 — 出典をたどる

回答にページ出典が付いていたら、クリックしてください。二秒で済み、その出力を信頼する根拠は実質それだけです。出典が結論を支えていない場合こそ捕まえるべき失敗の形であり、出典があるおかげで捕まえるのは容易です。

ステップ4 — 関連文書は同じフォルダへ

比較が必要なものは、別々に対話するのではなくフォルダを作ってファイルを入れてください。文書をまたぐ問いは、それらが同じ会話を共有しているときにしか成り立ちません。Plusのフォルダあたり50件というPDF上限に留意してください。

ステップ5 — アップロード前に容量制限を照合する

ファイルは2,000ページまたは32MBに制限されます。長大な学位論文、スキャンした書籍、画像の多い報告書は、ページ数に余裕があっても容量の上限に先に触れることがあります。アップロード失敗を不具合と決めつける前に、確かめる価値があります。

ステップ6 — 日々の利用量でPlusを判断する

無料枠は1日2件の文書分析を許します。頻繁に超えるならPlusが文書数の上限を外します。たまに超える程度なら、無料枠は毎日リセットされ、待つのに費用はかかりません。

ステップ7 — 不要になった文書は削除する

プラットフォームは、利用者が自分のデータを完全に管理し、いつでも文書を削除できると述べており、APIにも削除用エンドポイントがあります。以下で論じる文書取り扱いの記載欠落を踏まえれば、使い終えた機微なファイルを削除するのは過剰な用心ではなく妥当な習慣です。

コツとベストプラクティス

出典を飾りではなく製品そのものとして扱う

汎用チャットボットに文章を貼り付けるかわりにこれを使う理由は、検証可能性です。出典を一度もクリックしないなら、使っているのは性能の劣る汎用チャットボットにすぎません。クリックを習慣に組み込んでください。

文脈を一つの質問に前倒しで詰める

APIドキュメントは、チャットのエンドポイントがステートレスで、リクエストあたり最大6件のメッセージを受け付け、合計がOpenAIトークン2,500を超えると古いものから捨てられると明かしています。ウェブ画面がこれを肩代わりしてくれるとしても、土台の設計は積み上げ式の長い会話より自己完結した問いを好みます。長い会話では、初期のやり取りが黙って範囲外へ落ちている場合があります。

無料枠を選別の層として使う

1日2件あれば、ある論文が関係あるかを判断するには十分です。手早いPDF要約だけで結論が出ることも多いので、有料の利用量は掘り下げる価値が確認済みの文書に取っておきましょう。

テキスト由来のPDFを優先する

製品はテキストを言語モデルへ送ります。画像としてスキャンされたPDFや複雑な表は、この種のツールには本質的に難しく、今回参照した公式資料にはOCR品質に関する約束はありません。スキャン文書で結果が芳しくないなら、文書そのものが原因である可能性が高いといえます。

年額の料金を丁寧に比べる

月額は13.99ドル、年額は月あたり8.25ドルで40%節約と表示されます。すべての購入が返金不可である以上、年間の約束は月額プランが自分の仕事の流れで実力を示してからにする価値があります。

機密資料を無料の製品に入れない

製品自体が契約書や財務報告書のアップロードを積極的に誘っているので、繰り返す価値があります。プライバシーポリシーは、アップロードされた文書がどう扱われ、どれだけ保持され、モデル提供者へ渡るのかを説明していません。本当に機密の資料については、文書化されていないというその事実自体を、慎重に振る舞う理由と見なすべきです。

重要な結論は原典で確かめる

出典のおかげで簡単なのですから、実行してください。検索は作話を大きく減らしますが、なくしはしません。契約条項についての自信ありげな誤答は、答えがないことより厄介です。

おすすめのユーザー

研究者と学術関係者。 最も適合します。リサーチ支援として、この製品が最初に注目を集めるきっかけとなった層でもあります。文献レビュー、手法の抽出、論文間の比較のいずれもよく支えられます。

学生。 明示的に狙われた層で、試験復習と課題支援に加えて単語カードもあります。1日2件という無料枠の刻みは、職業上の作業量より学習の型によく合います。

日常的な文書を扱う実務家。 契約書、報告書、マニュアル。ただしそれらが機密でないことが前提です。この但し書きは実質的な重みを持つので、制限事項の項を必ず参照してください。

複数言語をまたぐ読者。 主要な作業言語以外の文書を日常的に読む人ほど、得られるものが大きくなります。

開発者。 ページ出典を伴う公開APIにより、他の製品へ文書質疑応答を組み込めます。定められた容量とトークンの制限を受け入れることが前提です。

別を当たったほうがよい場合。 本当に機密、あるいは規制対象の資料、すなわち顧客ファイルや診療記録、未公開の財務資料を扱う人は、文書の取り扱いについて沈黙するプライバシーポリシーを持つ製品を、事業者から書面の回答を得ないまま使うべきではありません。スキャン文書からOCR相当の抽出が必要なら、まず入念に試すべきです。文書が日常的に2,000ページや32MBを超えるなら別のツールが要ります。汎用アシスタントが欲しいなら汎用アシスタントを使ってください。この製品は意図して狭く作られています。

対応プラットフォーム

ChatPDFは主にchatpdf.comで動作するブラウザ向けウェブアプリケーションであり、同社はブラウザさえあればあらゆる端末で使えるよう設計したと述べています。画面は複数言語にローカライズされ、英語の既定パスに加えて/zhなどの経路も用意されています。

Macのデスクトップアプリはdownload.chatpdf.comから入手できます。AndroidアプリはChatPDF GmbH名義でGoogle Playに掲載され、6,440件のレビューで4.7という評点、10万件超のダウンロード、コンテンツレーティングEveryoneを記録しています。この製品について得られる、最も規模の大きい独立した利用者評価です。

サイトはモバイルアプリについてもより広く案内しています。今回、Appleの公式Lookup APIで想定されるバンドルIDを照会したところ結果が返らなかったため、iOSでの提供有無については何も主張しません。照会できなかったことは、存在しない証拠にはなりません。

プログラムからの利用には、api.chatpdf.comが文書化されたv1 APIを提供します。

料金プラン

無料枠は1日2件の文書分析を許可しており、開始にアカウントは不要です。体験版ではなく本物の無料枠で、毎日リセットされ、期限切れもありません。

ChatPDF Plusは月額13.99ドル、年額請求なら月あたり8.25ドルで、40%の節約と表示されます。Plusの特典は、無制限のPDF、無制限の質問、PDFあたり2,000ページ、フォルダあたり50件のPDF、高品質モデルと列挙されています。

二つの細部に注意が要ります。第一に「無制限」には境界があります。PDFあたり2,000ページとフォルダあたり50件という制限は有料枠にも適用され、しかもこれらはアップグレードのダイアログにしか現れず、公開FAQには載っていません。第二に「高品質モデル」という言い回しを、公開されているGPT-4oとGPT-4o-miniのルーティングと併せて読むと、有料利用者はより強いモデル寄りに配分されると示唆されますが、今回参照した資料がそう明言してはいません。

すべての購入は返金不可であると利用規約が定めています。アカウントからいつでも解約でき、解約は現在の支払期間の終了時に効力を生じます。この点と年額の割引を併せて見れば、まず月額から始めるのが理にかなっています。

今回参照した資料の範囲では、API向けに独立して公開された料金ページはありません。

代替ツール

ファイルアップロードに対応したChatGPTが最も分かりやすい比較対象で、同社もこれに正面から答えています。文書向けに専用設計された左右並置の画面と、出どころまでスクロールするクリック可能な出典が、文書作業を速くするという論です。文書中心の仕事では実際に優位ですが、それ以外のほとんどすべてではChatGPTのほうがはるかに有能です。

ChatDOCとAskYourPDFは同じ範疇で似た提案をします。両者の選択は通常、出典の質、ファイル容量の上限、自分の利用量に対する価格で決まります。この種の製品は移り変わりが速いので、直接確かめる価値のある項目です。

GoogleのNotebookLMは形が異なります。文書ごとの対話ではなく、出典に根ざした研究ノートであり、無料枠が強力です。複数の出典を進行中のプロジェクトへ統合するのが目的なら、比喩としてはこちらのほうが適しているといえます。

Adobe Acrobat AI Assistantは、多くの実務家が既に使っているPDFツールに統合されています。既存のAdobe契約がある企業にとっては、その事実だけで導入の判断が決まることも少なくありません。

自前のRAG、つまり自社インフラ上に構築したオープンソースの検索パイプラインは、機密資料に対する答えです。相応の技術的手間が必要で、この種の作り込みは望めませんが、文書が管理の外へ出ることはありません。ある種の資料にとっては、それだけが受け入れ可能な設計です。

正直にまとめると、ChatPDFの差別化点は出典の質、言語をまたぐ処理、そして本当に使える無料枠であり、そこに異例の企業透明性が加わります。弱点は、プライバシー関連の文書が製品の実際の営みに追いついていないことです。

制限事項と注意点

プライバシーポリシーがアップロードされた文書を扱っていません

本ページで最も重要な発見であり、正確さがとりわけ問われる箇所なので、表現を厳密にします。

ChatPDFのプライバシーポリシーは最終更新日が2023年1月5日で、実質的には一般的なウェブサイト向けの告知文です。全文を語単位で確認したところ、uploadは一度も現れず、trainも、OpenAIも、processorやsub-processorも現れません。documentが登場する三箇所は、いずれも「本文書末尾の連絡先」といった具合にポリシー自体を指しています。ポリシーの各節は、どの情報を収集するか、どれだけ保持するか、未成年者、利用者の権利といった定型の話題で、対象はアカウントデータ、クッキー、ソーシャルログインです。

このポリシーがしていないのは、あなたがアップロードしたファイルに何が起きるのかを説明することです。機能のすべてが、あなたの文書を受け取って第三者の言語モデルで処理することにある製品にとって、これは実質的な空白です。この一文の境界をはっきりさせておきます。文書が学習に使われるという意味でもなければ、使われないという意味でもありません。事業者が公開されたポリシーの中でどちらの方向にも約束しておらず、利用者が公開文書だけではこの問いを解決できない、という意味です。

背景を補うと、このポリシーは製品の大きな進化、すなわちファイル形式の拡張、周辺ツール、APIのいずれよりも前のものです。より新しい2024年2月更新の利用規約にも、学習に関する文言はありません。公開されている関連の約束は、より範囲の狭いものです。文書は転送中にSSLで暗号化され、SOC2 Type II認証を受けた保管事業者のもとで暗号化されたまま保存され、利用者はいつでも文書を削除でき、文書は既定で厳密に非公開である、という内容です。これらは意味のある安全性の表明ですが、学習利用についての表明でも、どの下請処理者が文書の中身を見るかについての表明でもありません。

機密資料をアップロードするつもりの人は、沈黙から推し量るのではなく、事業者から書面での確認を得るべきです。

Playストアのデータ安全性の表示が問いを残します

AndroidアプリのGoogle Playデータ安全性の欄は、第三者とデータを共有しないと宣言しつつ、位置情報や個人情報など六種類のデータ収集、転送中の暗号化、削除請求が可能であることを挙げています。問い合わせがGPT-4oとGPT-4o-miniへルーティングされるという公開内容と並べると、書き留めておく価値があります。最もありそうな整合の付け方は、Googleの枠組みではモデル提供者が第三者ではなくサービス提供者として扱われるという解釈で、これは一般的で筋も通ります。両方の事実を観察されたまま記します。機微な文書を扱う読者は、推測より明確な答えを求めたくなるかもしれません。

二つの公式文書が異なる会社住所を示しています

Impressumは、ChatPDF GmbHをベルリンBornholmer Str 67、付加価値税番号DE362088018として記載します。利用規約は、同社をシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州LaboeのLammertzweg 19に登記され、付加価値税番号はDE347986415だと記します。Google Playの開発者情報はベルリンの住所と一致します。最もありそうな説明は移転後に規約が更新されていないことですが、それは推測であり、確認できる事実は現行の公式文書二件が食い違っているという点です。多くの利用者には些事ですが、法的通知を送ったり取引相手を確認したりする必要がある人にはそうではありません。

FAQが触れていない厳格なファイル制限

ファイルはそれぞれ2,000ページまたは32MBに制限され、これは公開FAQではなくAPIドキュメントに記されています。フォルダあたり50件というPDF上限はアップグレードのダイアログにしか現れません。文書が長い、あるいは画像の多い利用者は、主要な宣伝画面から何の予告もないまま、これらの上限に触れることがあります。

APIの文脈制約は見た目より厳しい

チャットAPIはステートレスで、リクエストあたり最大6件のメッセージを受け付け、合計がOpenAIトークン2,500を超えると古いものを黙って捨てます。かなり狭い会話の窓であり、しかも切り捨ては通知なく自動で起こります。このAPIの上に何かを作り、長い会話の記憶を期待しているなら重要な点です。

独立した報道は見つかりませんでした

TechCrunch、VentureBeat、ZDNetといった主要な技術メディアで、この製品や創業者に関する独立した報道は検索されませんでした。存在するのは企業データベースの項目、創業者のLinkedIn投稿、アフィリエイト志向のレビューサイトであり、いずれも独立した検証にはなりません。これは証拠の土台そのものについての事実として記します。この製品の人気は実在し、アプリストアのデータで測れますが、技術ジャーナリストの検証対象になったことはまだありません。

利用者の不満は安定性とサポートに集まっています

6,440件のPlayストアレビューで4.7という高い平均の裏で、批判的な評価は具体的です。ある利用者は、勉強しようとするたびにアプリが自動的に閉じると伝え、とりわけプレミアムプランを購入した後でさえ、問題を伝えるためのヘルプや苦情用のメールアドレスが見当たらなかったと指摘しています。別の有料利用者は、試験復習の要約は良いが課題の答えを出す点では期待に届かないと評しました。後者はむしろ妥当な振る舞いと言えますが、期待と提供物のずれであることに変わりはありません。

回答品質の上限はGPT-4oが決めます

製品がGPT-4oとGPT-4o-miniへルーティングする以上、その推論力はこれらのモデルに縛られます。それらが文書について誤ることは、この製品も誤ります。付加されている価値は検索と出典と画面であり、確かに価値はありますが、別次元の推論力ではありません。

返金されない購入

すべての購入は返金されません。解約は現在の期間終了後の請求を止めるだけで、既に支払った金額を取り戻すものではありません。月額から始めてください。

事業者が公表する利用数値

トップページの1,000万ユーザーと1日100万件の質問は、同社が公表した数字です。アプリストアのダウンロード規模からすればもっともらしいものの、独立監査は経ていません。検証済みの指標ではなく、宣伝上の主張として受け取ってください。

FAQ

Q1. ChatPDFは無料ですか?

無料ですが明確な上限があります。無料プランは1日2件の文書分析を許し、開始にアカウント登録は要りません。それを超えるとChatPDF Plusが無制限の文書分析を提供し、月額13.99ドル、年額請求なら月あたり8.25ドルです。無料枠は期限切れではなく毎日リセットされるため、軽い用途には実際に使えます。

Q2. 対応するファイル形式と、扱えるサイズは?

PDFのほかWord(.doc、.docx)、PowerPoint(.ppt、.pptx)、Markdown(.md)、テキスト(.txt)に対応します。容量の上限はファイルあたり2,000ページまたは32MBで、APIドキュメントに明記されています。有料枠のフォルダは各50件のPDFまで収められます。

Q3. どのAIモデルを使っていますか?

同社が直接答えています。GPT-4oとGPT-4o-miniのあいだでスマートな動的ルーティングを行い、速度と品質と効率の均衡を取ります。したがって回答品質の上限はこれらOpenAIのモデルに左右され、製品独自の貢献は文書検索とページ出典と画面設計にあります。

Q4. アップロードした文書はAIモデルの学習に使われますか?

公開されている文書はそれについて述べていません。この製品に関する最も重要な留保です。2023年1月に最終更新されたプライバシーポリシーには、アップロード、学習、下請処理者への言及がなく、利用規約も学習について沈黙しています。同社が約束しているのは、転送中のSSL暗号化、SOC2 Type II認証を受けた保管事業者による保存時の暗号化、既定で厳密に非公開の文書、請求に応じた削除です。しかし学習利用という具体的な問いについては、どちらの方向にも公開された約束がありません。機密資料については推測せず、事業者へ直接問い合わせてください。

Q5. ChatPDFは誰が運営していますか?

ドイツの企業ChatPDF GmbHです。Impressumにはベルリン Bornholmer Str 67、代表者Mathis Lichtenberger、ベルリン・シャルロッテンブルク区裁判所の登記番号HRB 280133 Bが記されています。ただし利用規約はシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州Laboeの別の住所と別の付加価値税番号を挙げています。二つの公式文書が食い違っており、移転後に規約が更新されていないことが最も有力な理由です。

Q6. 回答に出典は付きますか?

付きます。汎用チャットボットに文章を貼り付けるより優れている主な理由がこれです。組み込みの出典が回答をPDFの特定ページに結び付け、APIでは[P2]のようなインライン表記とページ番号のreferences配列として現れます。出典をクリックすると、左右並置の画面が出どころまでスクロールします。

Q7. 複数の文書と同時に対話できますか?

できます。フォルダを作ってファイルを入れれば、システムは一つの会話の中でそれらを横断して推論します。内容を比較し、複数の出典を参照し、互いのつながりを見つけます。有料枠のフォルダ上限はPDF 50件です。

Q8. 他の言語の文書でも使えますか?

使えますし、言語が混ざる使い方もよく処理します。どの言語の文書でもアップロードして好みの言語で質問でき、外国語の文書について自分の言語で尋ねることもできます。国際的な研究を念頭に置いた設計です。

Q9. APIはありますか?

あります。ドキュメントはchatpdf.com/docs/api/backendにあり、エンドポイントはapi.chatpdf.com/v1の下です。URLまたはファイルアップロードでソースを追加でき、チャットはストリーミングとページ出典に対応し、ソースの削除も可能です。二つの制約が重要です。チャットのエンドポイントはステートレスであり、リクエストあたり最大6件のメッセージを受け付け、OpenAIトークン2,500を超えると古いものが捨てられます。

Q10. 気に入らなかった場合、返金されますか?

されません。利用規約はすべての購入が返金不可であると定めています。アカウントからいつでも解約でき、現在の支払期間の終了時に効力を生じます。だからこそ、無料枠と月額の選択肢がある以上、年額を約束する前に十分試す順序が理にかなっています。

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