Workableは採用とHRのためのエージェント型ソフトウェアです。AIエージェントがWorkable ATSの中で候補者のソーシング、スクリーニング、連絡を行い、同じプラットフォームに従業員記録とHRワークフローも収められています。同社によると、35,000社以上がこのオールインワンHRプラットフォームを使って人材を探し、採用し、管理してきました。
運営元はイングランドおよびウェールズで登記されたWorkable Software Limitedです。AIツールディレクトリとして注目すべきはAIレイヤーで、採用ファネルの上流を担う有料のWorkable Agentと、通常プランに含まれる小規模なAI機能群(求人票作成、候補者推薦、スクリーニング要約、アウトリーチメール)から成ります。
購入判断を大きく左右するのは次の2点です。
Workable Agentは看板機能のAI採用エージェントです。独立したチャットボットではなく応募者追跡システム(ATS)の中で動くため、採用チームと同じ求人、パイプライン、権限の上で動作します。
ガードレールは後付けではなく設計の一部です。エージェントが採点するのは求人基準と資格だけで、Workableは保護対象となる属性を設計上除外し、確信度の低い推論は人に回すとしています。候補者には必ずAIと話していることが伝えられ、この開示はすべてのメールとチャットに組み込まれていて削除できません。管理者にはアカウント全体のスイッチもあり、Super AdminとRecruiting Adminは1つの設定でAI機能をオフにでき、そうするとアカウントの全ユーザーがエージェントを使えなくなります。
いくつかのAI機能はエージェントより前からあり、AIクレジットに依存しません。
エージェントが読み取るのは完全なATSで、採用要請(requisition)、ソーシング、パイプライン、面接、オファー、レポートを備えます。求人広告は1か所から200以上の求人サイトに配信できます。HR面では、オンボーディング、評価、休暇、勤怠、従業員記録、給与レポートを同じシステムで扱うため、採用時に集めたデータが従業員記録に引き継がれます。
エージェント機能はエージェントで作成した求人でしか動かないため、設定は求人作成フローから始まります。
公開中の既存求人もエージェント求人にアップグレードでき、その後はパイプラインにいる既存の候補者をエージェントが処理できます。
Workableは、いくつかの具体的な採用場面に向けてプラットフォームを打ち出しています。
Workableは自社に合う顧客を、価値実現までの速さと使いやすさを重視し、すぐ導入できて定着しやすいものを求めるあらゆる企業と説明しています。実際の根拠からは次の層が挙がります。
主に英語以外の言語で採用するチームには向きにくい面があります。Workable Agentはまだ英語以外の言語に対応していないためです。製品のその他の部分はプランで9つのネイティブ言語オプションを提供しているので、この制限はエージェントに限ったものです。
Workableの価格は、企業規模(1–20人から1000人以上までの9区分)、Recruiting・HR・両方のどのパッケージを選ぶか、そして請求サイクルで決まります。料金ページの初期表示は、1–20人のRecruitingパッケージの年間払い価格です。
| プラン | 初期表示の価格 | 請求 | テキスト送信、ビデオ面接、アセスメント |
|---|---|---|---|
| Standard | $299/月($3,588/年) | 月払いまたは年払い | 有料アドオン |
| Premier | $599/月($7,188/年) | 年払いのみ | 含まれる、リファラルも追加 |
| Enterprise | $719/月($8,628/年) | 年払いのみ | 含まれる、リファラルも追加 |
この表示では、Standardはテキスト送信、ビデオ面接、アセスメントをそれぞれ月$89、$109、$59のアドオンとして掲載しています。月払いの価格はこの初期表示には出ていません。月払いがあるのはStandardだけで、毎月自動更新され、更新はいつでもキャンセルできます。HR面では、Performance & EngagementはStandardでは月$39のアドオンで、上位プランには含まれます。無制限のアクティブ求人にはフェアユースの制限が適用されます。
すべての有料アカウントは、エージェントを試すための無料AIクレジット3,000から始まります。その後エージェントはアクションごとに課金され、理想の候補者像に照らして候補者1人を評価するとAIクレジット1、パッシブ候補者をパイプラインに追加すると2、候補者がチャットでやり取りするたびに10を消費します。
| バンドル | 1クレジットあたり | 合計 |
|---|---|---|
| AIクレジット5,000 | $0.12 | $600 |
| AIクレジット10,000 | $0.10 | $1,000 |
| AIクレジット50,000 | $0.095 | $4,750 |
AIクレジットは購入から1年で失効し、無料の3,000クレジットはプラン有効化から1年で失効します。AIクレジットは返金されません。より大きなバンドルは営業が見積もります。
クレジットはアカウント単位で保持され、エージェントを有効にしたすべてのエージェント求人で共有されます。購入権限を持つユーザーには、残高の80%、90%、100%消費時にメールで通知が届きます。処理の途中で残高がゼロになっても、エージェントが既に処理を始めた候補者は引き続き処理され、パイプラインに新しく入る候補者だけがスキップされます。
料金ページは15日間のトライアルにStandardプランの全機能が含まれ、クレジットカードは不要としていますが、ヘルプセンターはトライアルでEnterpriseプランのRecruitingとHR機能を利用できるとしており、2つの公式ページの記載は一致しません。いずれにしても、トライアルアカウントではまだエージェントを使えず、トライアル中にアクティブにできる求人は同時に1件だけです。トライアル中のプレミアムツールには、ビデオ面接の招待500件、アセスメントの招待500件、SMSの会話100件という上限があります。トライアルアカウントにはSearch with AIクレジット75も付与されます。サブスクリプションやトライアルの終了後はFreeプランに移り、既存の候補者データは閲覧できますが、求人の掲載や候補者とのやり取りはできません。
主にコストを比べる小規模チームには、Breezy HRがWorkableの代替としてよく挙げられ、そのBootstrapプランは永久無料で始められる方法と説明されています。Workableには求人を掲載できる同等の無料プランがないため、価格と、ATS・HRスイート・エージェントを一体化したWorkableとのどちらを取るかの判断になります。
Workableの2026年6月の発表では、有料のRecruitingアカウントはすべて無料クレジット1,000から始まり、1クレジットで候補者1人を処理できるとされていました。現在の料金ページとヘルプセンターは、代わりに無料クレジット3,000と、アクションごとに1、2、10クレジットという料金を掲載しています。これらのページの記載はまだ整合していません。
候補者と従業員のデータについて、Workableは顧客に代わるデータ処理者として行動し、Workableの顧客企業に応募した候補者にはその顧客のプライバシーポリシーが適用されます。データはWorkableのホスティング事業者により米国とEEAのサーバーに保存される場合があります。AIの学習について、AIページは、WorkableのAIツールが日々のユーザー操作から得る暗黙的・明示的なフィードバックと、候補者が採用された理由や採用段階を進んだ理由の分析によって学習し、顧客データを使って自社AIシステムの性能と精度を高めることに重点を置いていると述べています。プライバシーポリシーは別途、匿名化または集計されたデータを統計、サービス改善、研究に使うことを認めています。同社は、エージェントがEU AI Actに沿っていること、候補者データは要請に応じて削除できること、プラットフォームがISO 27001、27017、SOC 2 Type II、SOC 3の認証を取得していることを表明しています。
いいえ。トライアルアカウントではまだエージェントを使えません。無料のAIクレジット3,000は、アカウントが有料の採用プランに移った時点で付与されます。
理想の候補者像に照らして候補者1人を評価するとAIクレジット1がかかります。ノックアウト質問で不合格になった候補者やブロックされた候補者にはクレジットがかかりません。
いいえ。エージェントは候補者のソーシング、スクリーニング、メッセージ送信を行い、該当するアクションが有効なら自動進行や自動不採用もできますが、採用担当者はどの判断も覆して最終判断を下せます。
WorkableのAIページによると、AIツールは日々のユーザー操作からのフィードバックと採用結果で学習し、顧客データを使って自社AIシステムを改善しています。
アカウントはFreeプランに移ります。既存の候補者データは読み取り専用で閲覧できますが、求人の掲載や候補者への連絡はできません。