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Whimsicalのインターフェースプレビュー
Whimsicalのロゴ

Whimsical

Whimsicalはフローチャート、マインドマップ、ワイヤーフレーム用のボードとドキュメント、内蔵AIエージェントを一つのワークスペースにまとめ、プロダクトチームの計画・仕様作成・レビューを支えます。

生産性ツールコラボレーションツールデザインツール#チームコラボレーション#オンラインホワイトボード#ビジュアルコラボレーション
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公開日
2026年9月22日
ドメイン
whimsical.com
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2026年9月22日
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whimsical.com
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Whimsicalとは?

Whimsicalはブラウザで使うオンラインホワイトボード兼ビジュアルワークスペースで、「プロダクトをつくる人のためのホワイトボード」を掲げています。図で実装を設計・記録し、ワイヤーフレームでUIを形にし、チームやAIと協働します。ワークスペースには無限キャンバスのボード、テキストドキュメント、チャットで両方を作成・編集できるAIエージェントがあります。

運営は米国コロラド州デンバーのWhimsical, Inc.です。2021年のテックメディア報道では、同社は2017年にKaspars Dancisが創業、4年間の自己資金経営を経てAccel主導の3,000万ドルのシリーズAを調達しました。

選ぶ際の要点は2つ。無料プランで毎月新規作成できるのはボードオブジェクト50個とドキュメントブロック50個まで。AIはどのプランとも別課金です。

主な機能

中心はボードです。図、ワイヤーフレーム、ホワイトボード用の無限キャンバスで、ユーザーフローとそのワイヤーフレーム、元になったブレインストーミングを並べて置けます。

図とワイヤーフレーム

  • フローチャート、マインドマップ、シーケンス図:テキストのリストをノードに貼るとマインドマップになり、Mermaidコードはフローチャートやシーケンス図に変換されます。
  • ワイヤーフレーム:プロパティと状態を調整できるドラッグ&ドロップ部品、数千のアイコン、ブラウザ・スマートフォン・タブレットなどに設定できるデバイスフレームを備えます。
  • ワークショップ機能:カスタムカラーテーマとテンプレート、バックリンク、投票、タイマーは無料を含む全プランで使えます。
  • キャンバス上のメディア:画像のアップロードや、Loom、YouTubeなどの動画埋め込みでボードに文脈を補えます。

ドキュメント

ドキュメントはメモ、プロジェクト計画、ブリーフ、仕様、Wiki、議事録などに使え、Markdown、折りたたみトグル、シンタックスハイライト付きコードブロックに対応します。

Whimsical Agent

Whimsical Agentはアプリ内蔵のAIエージェントで、今のファイルを離れずにチャットパネルで図を作り、コンテンツを探し、作業を改良します。

  • 生成:自然言語の依頼からフローチャート、ワイヤーフレーム、マインドマップ、シーケンス図、付箋、ドキュメントを作ります。
  • 検索:付箋に繰り返し出るテーマを尋ねたり、ワークスペース内の計画を探したりします。
  • 参照:@でファイル・フォルダ・セクションを指定、WhimsicalのURLを貼付、スクリーンショットやモックアップを視覚的文脈として添付できます。

AIワイヤーフレームジェネレーターはWeb、モバイル、タブレット、スマートウォッチに対応し、画面をつないでワイヤーフローにできます。生成物は手作りと同様に完全に編集でき、公式にはClaude基盤とされています。Agentのチャットは開始した本人だけが見られ、ほかのワークスペースメンバーには非表示です。

ほかのAIツールから使う

リモートMCPサーバーはOAuthでワークスペースをClaude、ChatGPT、CursorなどのMCPクライアントにつなぎ、アシスタントはファイルを検索・読み取りしてからボードやドキュメントを作成・編集できます。作成ツールの対応はフローチャート、マインドマップ、シーケンス図、ワイヤーフレーム、自由配置のボード、付箋、表の7種類です。デスクトップアプリ経由のデスクトップ版MCPもあり、アプリを開いておく必要があり、設定にはサポートへの連絡が要ります。

共同作業と履歴

  • 同時編集とコメント:全プランでリアルタイム共同編集、コメント、通知受信トレイを使えます。
  • バージョン履歴:変更を再生し、以前の状態に戻したり、版を新規ファイルとしてフォークしたりできます。
  • 共有:全プランの公開リンクで閲覧・コメント・編集の権限を与えられます。パスワード保護ファイルはProかBusinessが必要です。

ガイド

Whimsical Agentで図を作る

  1. 右上の✨アイコンからAgentを開くか、macOSではCommand + \、Windows/LinuxではControl + \を押します。
  2. 漠然とした依頼ではなく、「分岐点のある3ステップのオンボーディングフロー」のような具体的成果物を伝えます。
  3. @で関連ファイルを取り込むか、作り直したいスクリーンショットを添付します。
  4. 色の変更、手順の追加、並べ替えなど、一度に一つずつ小さく修正します。
  5. 話題を変えたら新しいチャットを始め、無関係な会話を読み直させないようにします。

最後の2つはコストに直結します。Agentはプロンプトの複雑さ、つまりAIが読んで推論する量に応じてクレジットを消費します。

WhimsicalをAIアシスタントに接続する

  1. ClaudeではコネクタディレクトリからWhimsicalコネクタを開き、ChatGPTではSettings → PluginsでWhimsicalを検索し、CursorなどのMCPクライアントではwhimsical-remoteというリモートサーバーを追加します。
  2. WhimsicalアカウントでOAuthのサインインを完了します。
  3. 「使えるWhimsicalツールは?」のような質問を送り、接続を確認します。
  4. APIリクエストのシーケンス図のような具体的な成果物を依頼し、Whimsicalでファイルを開いて編集します。

ChatGPTプラグインは無料を含む全ChatGPTプランで使えますが、無料プランの利用はChatGPT全般のレート制限を受けます。

活用事例

公開の顧客事例はベンダーが選んだものですが、チームが任せている具体的な作業がわかります。

  • 顧客向けプロダクトマップ:デジタルプロダクトエージェンシーのInnovatemapは、初期コンセプトをプロダクトマップ、低忠実度ワイヤーフレーム、図にして顧客に示し、顧客は注釈とコメントで意見を返します。
  • 機能の具体化:Marker.ioはマインドマップでブレインストーミングし、ユーザーフローを描き、低忠実度ワイヤーフレームで製品モックアップを試作します。
  • サイクル計画と振り返り:Sharetribeは1枚の共有ボードで3週間のサイクルを計画し、投票とタイマーで振り返り、ボードをWebサイトに埋め込んで公開ロードマップにしています。
  • 職種を越えた認識合わせ:東京、ベルリン、ミュンヘンにスタジオを持つデザイン会社Goodpatchは、プロジェクト計画、ワイヤーフレーム、プロダクトアーキテクチャ、ブレインストーミング、OKRの追跡に使っています。

共通するのは、初期の形づくりはWhimsical、ピクセル単位の作業は別ツールという流れです。Sharetribeは高忠実度デザインでFigmaに切り替え、GoodpatchはデザインツールとKeynoteを使い続けています。

対象ユーザー

プラン説明が想定ユーザーを示します。無料は「Whimsicalの評価用」、Proは「個人と小規模チーム向け」、Businessは「大規模チームと組織全体向け」です。

  • レビュー担当が多いチーム:閲覧者は閲覧とコメントはできるがファイルは作れない無料メンバーで、ゲストは全プランで無料・無制限です。
  • ID管理の要件がある組織:SAMLシングルサインオン、SCIMプロビジョニング、プライベートチームにはBusinessが必要です。
  • 教育機関と非営利団体:教員と学生はPro相当の教育プランを1年間無料で使え、非営利団体は20%割引を申請できます。

向かない層も3つあります。オフライン作業が必要な人(オフラインモードなし)、ローカライズが必要なチーム(インターフェースは英語のみ、スペルチェックは多言語対応)、若年層(利用は16歳超のみ)です。

プラットフォーム

Whimsicalはブラウザで動作し、3つのOS向けデスクトップアプリがあり、ネイティブのモバイルアプリはありません。

  • デスクトップ:macOS(Universal、Apple SiliconまたはIntel)、Windows(x64またはarm64)、Linux(x64とarm64向けのDEBまたはRPMパッケージ)。タブと複数ウィンドウに対応し、Linux DEBパッケージは自動更新用のAPTリポジトリを追加します。
  • スマートフォン:専用アプリはなく、モバイルブラウザでボードの閲覧、ワークスペースの切り替え、コメントができます。
  • iPad:ブラウザで使え、Safariからホーム画面に追加できます。
  • 接続:Whimsicalはオフラインでの作業に対応していません。
  • 連携:GitHubとLinearはバックリンク、NotionとObsidianは埋め込みに対応します。Google Docsではスマートリンク、SlackとJiraではプレビューが使えます。ほかにAsana、Canva、ClickUp、Coda、Confluence、Trelloなどにも埋め込めます。
  • API:ベータ版の読み取り専用APIがOAuth 2.1でワークスペースの内容を取得し、ベータ参加の承認は保証されません。

価格

Whimsicalは編集者単位の課金で、閲覧者とゲストは無料です。料金ページは「Save 17%」ラベル付きの年払い表示で開き、Proは編集者1人あたり月$10、Businessは$20です。月払いの選択肢もあります。

プラン年払い月払い月間の上限バージョン履歴ファイルアップロード
無料$0$0ボードオブジェクト50個、ドキュメントブロック50個7日1ファイル5MB、合計1GB
Pro編集者1人あたり年$120編集者1人あたり月$12オブジェクト・ブロック無制限90日1ファイル1GB、合計100GB
Business編集者1人あたり年$240編集者1人あたり月$24無制限、プライベートチーム・SAML SSO・SCIM付き無制限1ファイル10GB、合計容量はページにより異なる

年払いは2か月分無料扱いで、Proは$12を12回払う代わりに年$120です。Businessのストレージは料金比較表では「2TBから」、アップロードのヘルプ記事では合計500GBです。無料プランのエクスポートには「Made with Whimsical」の透かしが入り、ProとBusinessでは消えます。Proにすると2つの月間上限が外れ、透かしが消え、バージョン履歴が90日に延びます。

AIクレジット

AIはどのプランにも含まれません。すべてのアカウントがAIクレジットを10個だけ一度受け取り、リセットされず全プラン共通です。その後は1個$0.10で、250個$25、1,000個$100、10,000個$1,000の3種類のパックで購入します。購入したクレジットは1年で失効します。本人だけがどのワークスペースでも使える個人クレジットと編集者全員で使うワークスペースクレジットがあり、両方あれば後者が先に使われます。消費量はタスクで変わり、ワイヤーフレーム生成は通常、単純な依頼より多く消費します。

無料分の説明はページで異なります。料金ページのFAQは無料プランに「メンバーごとにAIクレジット10個」が含まれるとし、2024年10月2日最終更新のAI補足規約はWhimsical AIをサブスクリプションに追加料金なしで含むとしています。ヘルプ記事は上記のアカウント単位の従量制です。

請求、解約、返金

  • 日割り:途中で追加した編集者は残り期間分が請求され、外しても返金はありませんが、支払済みの席はほかの人に割り当てられます。
  • 支払い方法:主要なクレジットカードとデビットカードに対応し、編集者席が10を超えるBusiness顧客は電信送金やACHを含む請求書払いも選べます。
  • 解約:解約はワークスペース管理者のみ可能です。特典は支払済みサイクルの終わりまで続き、ファイルは削除されず、無料プランに移った後の月間上限は新しいオブジェクトとブロックにだけ適用されます。
  • 更新と返金:有料プランは同じ期間で自動更新され、返金はWhimsicalの裁量です。
  • ワークスペース:ユーザーごとに無料ワークスペースを2つ作れます。

Whimsicalの代替ツール

Whimsicalの代替ツールを絞り込む際、ある独立系ソフトウェアディレクトリはMiro、LucidChart、draw.ioを主な競合に挙げ、Whimsicalを図・フローチャート・ワイヤーフレームのカテゴリに分類しています。同じディレクトリにはOmniGraffle、yEd、Mural、Milanoteも並んでいます。

選択肢ディレクトリでの説明Whimsicalより合いそうな場面
draw.io無料・オープンソースと表示されたオンライン作図ツール編集者ごとの料金なしで作図したい場合
yEd図を自動配置する無料のデスクトップアプリ自動レイアウト付きの無料デスクトップ作図
LucidChartブラウザでフローチャートなどの図を作成・公開専門の作図スイートを比較するチーム
Mural現代のチーム向けビジュアルコラボレーション空間ワークショップ形式の共同作業
OmniGraffleWebサイトのワイヤーフレームなど精密な図素早い低忠実度の下書きより精密な静的レイアウト
Milanoteクリエイティブ作業向けのメモアプリゆるやかな創作メモ

これらはカテゴリ説明で、直接比較テストではありません。Whimsical自身の違いは、全プランで閲覧者とゲストが無料であることと、アプリ内Agentと外部アシスタント向けMCPを併せ持つことです。

制限事項

利用量とAIの範囲

  • AIは全プランで別料金:ProやBusinessの席にも、一度きりの10個以外にAIクレジットは含まれません。
  • Agentはベータ版:同じプロンプトでも毎回同じ結果になるとは限らず、予想外の出力が出ることもあり、クレジットの計算方法も変わる可能性があります。
  • 正確性の保証なし:AI規約は、出力中の事実を独自に確認せずに頼らないよう警告し、出力が唯一とは限らないとし、公正利用のためAIの利用を停止・制限する権利を留保しています。

ファイルとワークスペースの挙動

  • 削除したアップロードは戻らない:ボードの古い版を復元しても、削除したアップロードは戻りません。幅か高さが32,000ピクセルを超える画像と.exe、.mpkgファイルはアップロードできません。
  • フォークで文脈が失われる:フォークしたファイルにはコメントと以前のバージョン履歴が残りません。
  • インポートは手作業:ほかの作図ツール向けの汎用ボードインポーターはなく、画像、貼り付けたテキスト、Mermaidコード、Markdownファイルで取り込みます。1MBを超えるMarkdownファイルはスキップされます。
  • 業務用メールは所有権に影響:規約は、組織メールを使うとそのワークスペースのコンテンツの所有権に影響しうること、組織管理者が組織ワークスペースのコンテンツにアクセス・制限・削除できることを警告しています。

プライバシーとデータの扱い

  • AIの学習:AI規約によると、WhimsicalはWhimsical AIのモデル学習に顧客データを使わず、他者にも使わせません。ただし自発的なフィードバックか許可があれば、AI利用で集めたデータがモデル改善に使われることがあります。今回確認したページに、アカウント単位の個別オプトアウト設定の説明はありません。
  • モデル提供元:ヘルプは、図の生成にAnthropicのClaudeを使い、Anthropicはデータを保持せず学習にも使わないと説明しています。一方、サブプロセッサー一覧にはAI機能の提供元としてAnthropicとOpenAIが載り、ユーザーコンテンツの検索と埋め込み保存を担うデータベースとしてカナダのTurbopufferが挙がっています。
  • セキュリティ:保存データはAES-256、通信は少なくともTLS 1.2で暗号化され、AWSでホストされ、SOC 2 Type IIに準拠し、TOTP 2要素認証に対応します。セキュリティページの最終確認日は2023年6月26日です。
  • 管轄と削除:サービスは米国でホスト・提供され、アカウント削除は取り消せません。

よくある質問

Q1. Whimsicalは無料ですか?

はい、制限付きです。毎月新規のボードオブジェクト50個とドキュメントブロック50個、7日間のバージョン履歴、透かし入りのエクスポートが使えます。

Q2. AIクレジットはいくつもらえますか?

アカウントごとに10個を一度だけ受け取り、毎月リセットはされません。追加分はどのプランでも1個$0.10で別途購入します。

Q3. Whimsicalは私のボードでAIを学習させますか?

AI規約は、顧客データをWhimsical AIのモデル学習に使わないとしています。ただし自発的なフィードバックか許可があれば、AI利用のデータがモデル改善に使われることがあります。

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