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SyncSketchのインターフェースプレビュー
SyncSketchのロゴ

SyncSketch

SyncSketchは、アニメーション、ゲーム、VFXのチームが動画・画像・3Dモデルにフレーム単位で正確なメモをリアルタイムで一緒に描き込める、ブラウザベースのレビューツールです。

3Dツール動画ツールコラボレーションツール#API#リアルタイム#動画
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公開日
2026年9月28日
ドメイン
syncsketch.com
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公開日
2026年9月28日
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syncsketch.com
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SyncSketchとは?

SyncSketchは画像・動画・3Dモデル対応のブラウザベースのアニメーションレビューツールで、アニメーション、ゲーム、VFXのチームが同じフレームに同時に描き込み、コメントするのに使います。キャッチコピーは、セットアップ不要のクラウドでのメディアレビュー、視覚的なクリエイティブフィードバック、リンクひとつで開くリアルタイムセッションをうたっています。

業界メディアは、元PixarのキャラクターTDのBernhard Hauxが創業し2016年に本格ローンチした製品で、静止画から3Dモデルまで何でもブラウザでレビューできると紹介しています。

所有権と法人

SyncSketchは2021年11月30日にUnityファミリーに加わったと発表しました。当時の独立系業界報道は、Unityが非公開の金額で同社を買収したと伝えました。買収時、SyncSketchはプラットフォームに依存しない方針を保ち、Unreal Engineなど他のゲームエンジンのサポートも続けるとしていました。

法人面の移行は2023年にさらに進みました。2023年3月10日付で、SyncSketch LLCは規約に基づく契約をUnity Technologies S.F.に譲渡し、請求書の支払先はSyncSketch LLCではなくUnity SFになりました。現在SyncSketchの規約リンクはUnity利用規約にリダイレクトされ、最終更新日は2026年6月30日と表示されています。

主な機能

SyncSketchの中心は共有レビューセッションです。同期レビューでは、同じレビューやプレイリストの全員が一緒に編集・コメント・描画でき、別のフレームへの移動さえ全参加者に反映されます。

レビューと注釈のツール

  • フレーム単位で正確な描き込み: ブラシエンジンで、レビュアーはメディアに直接、細かくフレーム単位で正確なフィードバックを加えられます。
  • ライブまたはオフライン再生: レビューはオフラインでも、チームとリアルタイムでも行え、SyncSketchは再生に圧縮アーティファクトやコマ飛びがないとしています。
  • プレゼンテーションモード: 特定のプレゼンターがレビューを進め、何人でも観覧者としてセッションを見守れます。
  • 3Dモデルレビュー: 静的・アニメーション付きの3DアセットをSyncSketch内でシェーディング、テクスチャ、UVマップまでレビューできます。プランによる制限があります(制限事項を参照)。
  • バージョン比較: ファイル比較(Compare Files)で、任意のアイテムを以前のバージョンや参考映像と比べられます。
  • PDFサマリー: レビューを、全注釈とコメントのスクリーンショット付きPDFサマリーとして書き出せます。
  • ホワイトボード: カスタムブラシ付きの共同ホワイトボードで、タイムライン上でスケッチ、アニメーション制作、アイデア共有ができます。
  • レビュー中のビデオ通話: 内蔵通話はサードパーティのJitsiシステムを使い別タブで開き、セキュリティ上の理由から初期設定で無効です。

個人にとって同期は任意です。一人で作業したいならLeave Sync(同期から離れる)をクリックしてメモを追加し続けられますが、同期セッションが同じフレームに描き込み中は、メモの衝突を避けるためSyncSketchが単独ユーザーの操作をブロックします。同期セッション外で付けたメモは、他の人が見るのにページの再読み込みが必要な場合があります。

対応ファイル形式

  • 動画: MPEG-4、WebM、QuickTime(ProResを含む)、Matroskaのコンテナが記載され、WebM内のVP9 HDR10映像は初期設定でSDRにダウンコンバートされます。
  • 現在未対応の動画: Apple Intermediate、HDV 720p60、Go2Meeting3(G2M3)、Avid Meridien Uncompressedは現在未対応と記載されています。
  • 画像とドキュメント: PDF、PDF互換で保存したAIファイル、WebP、JPG、GIF、PNG、TIFF、TGA、EXR、PSD、BMP、JPEG XLを受け付けます。JPEG XLはブラウザの対応に左右されます。
  • 3Dモデル: OBJ、FBX、GLB、GLTF(zipでアップロード)、DAE(Collada)に対応しています。

ガイド

チームやクライアントとレビューを共有する

  1. ワークスペースに入れる人を決めます。SyncSketchはワークスペースメンバーと、クライアントやゲストなど時々参加する外部協力者を区別し、最も安全に使うため、頻繁に使う人はワークスペースへの招待を推奨しています。
  2. プロジェクトのレビュー一覧でShare Review Link(レビューリンクを共有)を選び、通知先、アクセスできる人、リンクを標準モードとプレゼンテーションモードのどちらで開くかを設定します。
  3. ディレクター主導のセッションでは、プレゼンターがStart Presentation(プレゼンテーションを開始)をクリックします。以後、参加者全員がプレゼンターの表示内容を見て、それを妨げられません。
  4. セッションが終わったらPDFサマリーを書き出し、メモをショットと一緒に渡せるようにします。

有料サブスクリプションを解約する

  1. 左上のワークスペースアイコンからWorkspace Settings(ワークスペース設定)を開きます(オーナーのみ操作可能)。
  2. Billing(請求)タブに移動します。
  3. Status(ステータス)の行でCancel Subscription(サブスクリプションをキャンセル)をクリックします。以降は現在の期間終了時に更新が止まります。

SyncSketchの活用例と顧客事例

SyncSketchは自社の顧客事例を公開しています。以下の結果は同社が紹介する顧客ストーリーで、独立した測定ではありませんが、ツールがどんな制作上の課題を狙っているかがわかります。

  • ゲームアニメーションのレビュー: Riot Gamesのアニメーションチームは、クリエイティブレビューの時間が半分になり、アーティストの予定から毎週のレビュー会議が2つなくなったと報告しています。
  • 非営利団体向けのリモート短編アニメーション: Unsaid Studioは、一か所でリアルタイムに作業して制作時間が20%短縮され、2年間のプロジェクトで800時間以上に相当するとしています。
  • 連続ドラマのVFX: 『Raised by Wolves』のVFXスーパーバイザーは、世界14社のベンダーと3,000近いVFXショットを仕上げる必要があり、制作陣はプリプロダクションからポストプロダクションまで、従来のレビューツールをSyncSketchに置き換えました。

対象ユーザー

SyncSketchはゲーム、アニメーション、VFXのプロフェッショナル向けを打ち出しています。もともとはVFXやアニメーション業界出身者が、腕を磨きたい個人アーティストや学生のために作った無料ツールで、有料プランは後からスタジオや大学向けに追加されました。

  • アニメーション、ゲーム、VFXのチーム: ショット、プレイブラスト、ターンテーブルに描き込み形式でフィードバックを付け、コメントスレッドよりライブセッションを求めるチーム。
  • フリーランスや小規模スタジオ: Indieの上限(最大15ユーザー、50 GBストレージ)に収まる場合。
  • IPの規定が厳しいスタジオ: シングルサインオン、透かし、リンクポリシー、自社のS3ストレージが必要な場合(いずれも上位プラン)。
  • 学校と講師: 授業をプロジェクトとして運営し、教育機関向けの割引価格を利用できます。

一方、ネイティブのデスクトップ・タブレットアプリを求めるチーム、無料プランを商用に使う必要がある人、レビュー用マスターをツール内で2K超で再生する必要がある制作にはあまり向きません。

プラットフォーム

SyncSketchはブラウザで動作し、ネイティブのデスクトップ・モバイルアプリはありません。同社によると、ネイティブアプリがあってもウェブアプリの需要はなくならないため、ブラウザで優れた体験を届けることにリソースを集中すると決めたそうです。スタンドアロンのプレーヤーは予定になく、オンプレミスのホスティング相談は同社の情報セキュリティ窓口が受け付けます。

  • デスクトップブラウザ: FirefoxとChromeはすべての対応プラットフォームで最もパフォーマンスが高いと説明されています。WindowsのEdge、Mac・iOSのSafariもテスト済みで、Internet Explorerは非対応です。
  • スマートフォンとタブレット: AndroidやiOSの最新ブラウザでSyncSketchのコンテンツをレビューでき、筆圧感知スタイラスでの描画も可能です。
  • モバイルで欠ける機能: 360˚パノラマ、パイメニュー、直線拘束、スポイト、比較モード、やり直し、Dropboxからのアップロードは、一部またはすべてのモバイル端末で使えない場合があります。

連携とAPI

  • Maya: プラグインは変換の手間なく動画やプレイブラストをアップロードし、メモや画像の注釈をMayaにダウンロードします。ベータ表記で、Lightプランでは使えず、Maya 2024でテスト済み、2020以降と互換性があると説明されています。
  • Jira: SyncSketchから直接Jiraの課題を作成でき、ステータスは自動同期されます。
  • Flow Production Tracking: プレイリストにアクセスでき、注釈を制作管理パイプラインと同期します。
  • API: SyncSketch APIはEnterpriseまたはEducation Plusアカウントでのみ利用でき、APIキーの取得にはWorkspace AdminまたはProject Adminのロールが必要です。PythonクライアントはGitHubで公開されています。

価格

SyncSketchの料金はユーザー1人あたりの月額で、無料のLightと3つの有料プランがあります。料金ページは初期表示が年払いで、月払いの列はサイトの価格データと、Indieについてはヘルプセンターの記事からも取っています。

プラン年払い月払いユーザーストレージアップロード
Light無料無料5席1 GB月2 GB
Indie$9$12最大15人50 GB月100 GB
Team$19$25上限なし50 GB、追加購入可上限なし
Enterprise$36$48上限なし50 GB、追加購入可上限なし
  • Teamの追加機能: Teamでは3Dモデル対応が加わり、アップロード量とユーザー数の上限がなくなり、カスタマイズ可能なブラシとQuickReview付きのメディア管理(Media Management)が使えます。
  • Enterpriseの追加機能: Enterpriseでは、AWS S3でのセルフホスト型データ、SSOを含む高度なセキュリティ、Python API、Flow Production TrackingとJiraの連携、優先サポートが加わります。

料金ページは月払いと年払いを用意し、年払いなら最大25%節約できるとしています。価格データでは月払いがIndie $12、Team $25、Enterprise $48、年払いがそれぞれ$9、$19、$36です。Indieは月払いで1席あたり月$12、年払いで$9とも記載され、現在はすべてのロールが席数に数えられます。

サブスクリプションはワークスペースごとに1つです。招待されたプロジェクトメンバーにはSyncSketchのログインが必要ですが、自分の有料サブスクリプションは不要で、オーナーがワークスペースの席を購入します。席数やストレージの変更はすぐに反映され、日割りで請求またはクレジットされます。

すべての有料プランは14日間無料で試せ、トライアル終了までは課金されません。主要クレジットカードはすべて使え、年間のEnterpriseサブスクリプションは銀行振込用の請求書払いにできますが、月払いとEnterprise以外の購入はカード払いが必要です。オーナーは月払い・年払いのプランをいつでも解約でき、解約で自動更新が止まり、請求期間の終わりまで利用できます。

学校、大学、非営利団体は25%割引を受けられ、ユーザー・プロジェクト無制限などの特典も付きます。以前のEducation Plusプランは新規受付を終了しましたが、既存のEducation Plusアカウントはサブスクリプションを維持できます。規約リンクが現在Unityの規約を指すため、Unityは事前通知のうえ次回更新日から価格(更新価格を含む)を変更する権利を留保しています。

SyncSketchの代替ツール

主な代替ツールは非同期のレビュープラットフォームとライブストリーミングセッションに分かれ、チームに必要なのが3Dアセットへの描き込みかライブの高忠実度再生かで選択が変わります。

  • Frame.io: 動画、画像、ドキュメントのレビューと承認を掲げ、Premiere連携でフレーム単位の正確なメモを編集者の作業画面に表示します。
  • Evercast: 同社の説明では会議、画面共有、描画をまとめたオールインワンのライブセッションツールで、4Kストリーミング、平均100ms未満の遅延を掲げ、価格は月$549からです。

両者と比べたSyncSketchの特徴は、3Dモデルビューア、MayaおよびFlow Production Trackingとの連携、非商用向けの無料プランです。

制限事項

  • 無料プランは非商用限定: Lightは非商用利用に限られ、総ストレージ1 GB、暦月あたり2GBのアップロード、最大5席、最大2プロジェクトまでです。
  • 上限を超えたLightアカウントは凍結: 上限を超えたLightアカウントは、既存のメディア、レビュー、設定には引き続きアクセスできますが、アップロードや新規ユーザーの招待はできません。
  • 無料プランの上限でヘルプページの記述が一致しない: 古いヘルプ記事には、無料プランは週20回までのアップロード、1ファイル300MBまでで、席数制限はないと今も書かれています。一方、プラン変更の記事は、Lightに週あたりのアップロード回数やファイルごとのサイズ制限はもうなく、最大5席まで使えると説明しています。
  • 3Dレビューはプランで制限: 3DモデルビューアでのレビューはTeam、Enterprise、Education Plusに限られ、アニメーション付きモデルはEnterpriseとEducation Plusのみです。無料ユーザーとIndieユーザーでもSketchFabのモデルには注釈を付けられます。
  • 再生用に再エンコード: アップロードした動画はAAC音声付きのH.264 MP4に再エンコードされ、無料アカウントでは1280x720、有料アカウントでは最大2K(最大幅2048)です。
  • ストレージ上限でアップグレードが必要: ストレージが50 GBを超えるIndieアカウントはTeamかEnterpriseに移る必要があります。追加ストレージの購入やアーカイブはそれらのプラン限定だからです。
  • ダウングレードでデータが削除されることも: 使用量が無料の上限を超えたまま有料プランからダウングレードすると猶予期間が始まり、データが削除される前にローカルストレージへ退避できます。
  • 年齢要件: Unityの規約では、購入やユーザーコンテンツの投稿には18歳以上が条件です。

プライバシーとセキュリティ

  • 基本的な保護: すべてのアカウント種別に、TLS暗号化、AWSでホストされるデータベースとメディアストレージ、S3によるファイル暗号化、任意で有効期限を設定できる署名付きメディアURL、パスワードで管理されるレビューアクセスが提供されます。
  • スタッフのアクセス: 役員クラス未満の技術スタッフはメディアファイルにアクセスできず、トラブルシューティングはログとメタデータで行います。
  • データ管理者: 2023年の契約譲渡以降、顧客の個人情報の収集、利用、開示に責任を負う組織はUnity SFです。
  • プライバシーポリシーの所在: SyncSketchのプライバシーリンクはUnityのプライバシーポリシーハブにリダイレクトされ、そこにはDeveloper Privacy PolicyなどUnity全体のポリシーが並び、取得したハブのテキストにSyncSketchの名前は出てきません。
  • 自社ストレージ: 自社のAWS S3バケットを使うには、年払いのEnterpriseプランか、旧Education Plusプランが必要です。
  • リンクポリシー: ワークスペースのリンク共有制限の設定は、Team、Enterprise、Education Plusアカウント限定です。
  • 高度な管理機能: EnterpriseとEducation Plusのセキュリティオプションには、SAMLベースのSSO、監査用のアクティビティログ、静的透かし、レビュアーごとの動的透かしが含まれます。

多要素認証(MFA)の記載は一致していません。MFAの記事では、すべてのユーザーがプロフィールで有効にでき、Team、Enterprise、Education Plusの管理者が強制できると説明しています。一方、セキュリティ概要では、MFAはEnterpriseまたはEducation Plusプロジェクトのメンバーが利用できるとしています。今回確認したページでは、ヘルプセンターもプライバシーハブも、アップロードしたメディアがモデルの学習に使われるかに触れていません。

よくある質問

Q1. SyncSketchの無料プランはクライアントの仕事に使えますか?

いいえ。Lightプランは非商用利用に限られ、商用プロジェクトには有料プランのいずれかが必要です。

Q2. レビュアー全員に有料の席が必要ですか?

いいえ。招待されたメンバーにはSyncSketchのログインが必要ですが、自分のサブスクリプションは不要で、ワークスペースのオーナーが席を購入します。

Q3. デスクトップアプリやiPadアプリはありますか?

ありません。SyncSketchはデスクトップとモバイルのブラウザで動作し、同社はネイティブアプリを作らない選択をしています。

Q4. 現在SyncSketchを所有しているのは?

Unityです。SyncSketchは2021年にUnityに加わり、2023年3月以降、顧客との契約はUnity Technologies S.F.が保有しています。

Q5. 解約やダウングレードをするとファイルはどうなりますか?

請求期間の終わりまで利用できます。無料プランにとどまるには使用量がLightの1 GBの上限に収まる必要があり、そうでなければ猶予期間の後、無料の上限を超えるデータが削除されます。

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