Qaseは、CI結果、自動テストの実行、手動テストを一つの画面にまとめるテスト管理プラットフォーム。QAとエンジニアリングのチームで、ケース、結果、カバレッジの記録を共有できる。
2026年10月28日に取得した情報では、QA ArchitectとTest Advisorは2026年11月6日に提供終了となる。その後、AIDENによる自動テストはQase内で生成、実行、エクスポートできなくなる。手動テストケースを生成するTest Designerは継続する。
宣伝資料にはネイティブの手動テスト自動化変換やクラウド実行が残っているが、日付入りの終了告知が利用期間を限定している。継続するプラットフォームの中心はテスト管理、レポート、連携、MCPアクセスとなる。
Test Designerは、直接入力した要件や接続済みトラッカーから取得した要件を基に手動ケースを作成する。AIテストケース生成にはOpenAIモデルを使用。利用者が出力を確認し、不要なケースを捨て、残りを保存する。文書の生成は、アプリケーションがそのテストに合格したことを意味しない。
接続した課題では、要件の複雑さと検出した受け入れ基準に応じて生成数が変わる。Qaseは、固定のケース数ではなく、正常、異常、境界、エラー処理のシナリオを扱うと説明している。このベンダー説明は完全な網羅を保証しない。
マトリクスが示すのはリンク済みケースと記録された結果であり、すべての要件が十分にテストされた保証ではない。
Qaseは主な対象を三つ挙げている。
チームはテストフレームワークと実行パイプラインを維持しながらQaseで結果を整理できる。ネイティブのAIDENクラウド実行には明確な終了日がある。
Qaseは、Playwright、Selenium、Cypressなどに対応する既製プラグインとレポーターで既存の自動化を接続する。アノテーションやラッパーをQaseのテストモデルへ対応付け、レポーターが結果、環境、ビルドのメタデータを取得する。このレポート接続は、終了するAI Test Cloudとは別である。
Jira連携はケース、実行、不具合をリンクし、別のJira ServerおよびData Centerプラグインは状態を同期する。Playwright連携は仕様の実行時に状態、ステップ、添付、スクリーンショットを公開し、IDでテストとケースを結ぶ。同期範囲は連携により異なる。
Qase MCPサーバーは、Claude Desktop、Claude Code、Cursor、OpenAI Codex、OpenCodeなどMCP対応クライアントで動作する。全プランでAPIトークン認証のローカルサーバーを利用可能。TeamsとEnterpriseではOAuthによるホスト型も追加される。QQLを要するクエリは、このいずれかの有料プランが必要。
MCPに接続したアシスタントは、利用者のQase権限内でデータを読み書きできる。変更はQase UIに表示され、TeamsとEnterpriseでは監査ログにも残る。任意のQuality Supervisorプラグインは定型分析を追加する。一般の読み書きMCP機能とは異なり、削除操作はなく、書き込みはすべて確認を待つ。
2026年10月28日の取得時点で、Free、Teams、Enterpriseを掲載。Teamsは年払いでフルユーザー1人当たり月額$35、月払いは$42。Enterpriseは個別見積もり。取得価格は$表記のみで、どのドル通貨かを示すコードはない。
| プラン項目 | Free | Teams | Enterprise |
|---|---|---|---|
| フルユーザー | 最大4人 | 5+人 | 無制限 |
| 公開席単価 | 1人当たり月額$0 | 年払いで1人当たり月額$35、月払い$42 | 個別見積もり |
| アクティブなテスト実行 | 2 | 実行無制限 | 実行無制限 |
| テストデータへのアクセス | 30日 | 2年 | 無制限 |
| 毎月の付属AIクレジット | なし | 2,000 | 4,000 |
| API送信結果 | 月5k | 無制限 | 無制限 |
| ワークスペース共有API上限 | 毎分150リクエスト | 毎分600リクエスト | 毎分1,000リクエスト |
| コラボレーター席 | 含まない | 1人当たり月額$10の追加 | 1人当たり月額$10の追加 |
| 連携 | 含まない | 含む | 含む |
フル席はテストを作成・実行する人向け。コラボレーター席は実行、レポート、ダッシュボードの閲覧とコメント用である。APIレート上限はワークスペースの全トークンで共有する。
Teamsは契約義務もクレジットカードも不要の14日間試用を提供し、ロールベースのアクセス制御と監査ログを含む。TeamsとEnterpriseには単一ワークスペースのSAML SSOが含まれる。複数ワークスペースのSSOとSCIMプロビジョニングはEnterprise機能であり、単一ワークスペースのSSOとは異なる。
付属AIクレジットは繰り越されず、年契約でも毎月、契約開始日に対応する日付にリセットされる。ステップ生成の試行と成功した生成、コード表示、手動ケース生成、ケース分析、自然言語QQLで消費する。費用は試行回数やケースの大きさなどで変わり、クレジットは固定の完了テスト数を表さない。列挙した一部操作は11月の終了期限がある旧機能に属する。
追加クレジットは1単位$0.40。超過利用は既定で無効で、有効にすると、独自金額を設定しない限り初期予算は無制限利用を認める。Qaseは、予算上限と割り当てクレジットを使い切ると以後のAI利用を一時停止すると説明する。予算は請求期間全体に適用され、超過請求を払ってもリセットされない。その先の利用には上限の引き上げが必要。
月契約は追加AI利用を月次請求に加算する。年契約では別途、AIクレジットに$300費やすたびに請求書が発行される。毎月のクレジット更新は、全期間予算をリセットしない。
契約は注文書の日付、オンライン登録ならアカウント有効化時に始まり、選択した期間続く。完全に締結済みのMaster Service Agreementが更新を規定する場合を除き、同じ長さの期間で自動更新される。
公開規約では、確約期間中も含め料金は返金不可。途中解約しても支払い済み期間の終了までアクセスできるが、返金はない。相違があれば署名済み注文書が優先し、適用法による制約を受ける。
次の二つはテストのまとめ方が異なる。
これらのベンダー説明は記録の所在を区別するもので、AI出力、費用、移行動作の同等性を示すものではない。
終了対象は専用クラスターを含む全環境のQA Architect変換、Test Advisor準備度スコア、AIDENコード出力、AI Test Cloud実行。2026年11月6日までは通常どおり動作し、その後AIDEN自動テストはQaseで利用できなくなる。
期限前はリポジトリのExport autotestで保存済みAIDENテストを出力できる。言語/フレームワークを選び、生成コードをコピーまたはダウンロードする。その後、出力オプションは消える。出力したテストは自社パイプラインで実行し、Qaseレポーターで結果を戻せるが、Qaseによるホスト実行は継続しない。
AIDEN以外で作成したケース、実行、結果は影響を受けない。MCP、API、レポーター、連携は続き、告知はプランも価格も変わらないとしている。Test Designerは引き続きAIクレジットを使う。
Freeへ下げると30日の履歴範囲が即時適用される。それより古い実行データ、不具合、変更ログの活動はアクセス不可となり、有料に戻しても範囲外になったデータは復元されない。範囲内の実行はアクセスを維持し、より長い有料保持期間が適用される。これはアクセス可能性の説明で、物理削除を確認したものではない。
手動生成、準備度分析、自動化の作成・実行、コード出力のAI権限はロールで管理できる。所有者、管理者、メンバーは既定で全AI機能を持ち、コラボレーターは持たない。カスタムロールで分けられるが、権限で終了機能を存続させることはできない。
AI規約は、契約枠内で社内業務に用いる非独占的、譲渡不可、撤回可能なアクセス権を与える。利用者は入力の所有権を保持し、法律で許される範囲で生成物を商用利用できる。Qaseは正確性、完全性、目的適合性を保証せず、レビューと検証の責任を利用者に置く。商用利用できても品質や法的許諾の保証ではない。
AI概要は、データをモデル学習に使わず、入力はワークスペースでの結果生成だけに処理し、テストデータ、要件、認証情報を当該リクエスト直後より先まで保持しないとしている。これはベンダーによる保証である。
補足AI規約の範囲は異なる。機能、性能、安全性の改善、乱用や公正利用の監視のため、テレメトリー、入力、利用パターンの収集・使用を認める。学習の除外は、入力や生成物を使う外部第三者モデルの学習を具体的に対象とする。ヘルプの広い保証と契約の狭い除外では範囲が異なる。
一般のプライバシーポリシーは別途、記載目的、法的義務、紛争、契約に必要な期間、個人データを保持する。利用データは通常より短期間だが、安全性、機能、法律上の例外がある。米国外から提供した情報は米国へ移転して処理する。個人データ保持、AI処理、テスト履歴アクセスは別の方針である。
QaseはSOC 2 Type II、SOC 3、ISO 27001:2022認証を保有し、AWSで基盤を運用し、Data Processing Addendumを提供すると説明する。GDPR準拠の声明はベンダーの表明であり、各顧客のあらゆる利用を保証しない。
プライバシー権は所在地に依存し、請求時に本人と住所の確認が必要な場合がある。GDPR付録はEU/EEAの居住者または市民を対象に、アクセス、訂正に加え、条件付きの消去、制限、異議、可搬性の権利を含み、請求への回答期間は1か月。ウェブサイトの方針では18歳未満を対象とせず、登録、購入、個人情報提出を禁止する。学生向け無料プランもこの境界を取り除かない。
公開規約はDelawareと適用される米国法、Delawareの州・連邦裁判所の専属的裁判地、陪審審理の放棄を定める。契約条項であり、特定の法域での執行可能性に関する結論ではない。
消えない。所有者と管理者はワークスペースのAI-powered設定を無効にできる。AI UIを隠してクレジット消費を止めるが、既存の生成ケース/スクリプトは削除しない。別のAIDEN終了措置は引き続き適用される。
コラボレーターのライセンスが付与ロールより優先する。Administratorに割り当てられても書き込み操作はできない。
異なる。Qaseは、テスト実行のCreateを無効にすると実行開始は防ぐが、他者が作った実行内でテストを実施することは認めると説明する。ロールは許可操作を、プロジェクト所属は見えるプロジェクトを決める。対象へのアクセスには両方が必要。