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Pipedream

Pipedream Connectでユーザー認可済みツール、トリガー、APIリクエストをアプリに追加。Conduitは組織がAIアシスタントのアクセスを管理するゲートウェイです。

開発ツール自動化ツール#SDK#CRM統合#API連携
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公開日
2026年11月2日
ドメイン
pipedream.com
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2026年11月2日
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Pipedreamとは?

Pipedreamは、アプリやAIエージェントを構築する開発者向けの連携プラットフォームです。Pipedream Connectはマネージド認証、10,000以上の構築済みツールとトリガー、生のAPIプロキシを組み合わせています。

Connectは、アプリやAIエージェントに3,000以上の連携を追加する開発ツールキットを提供します。製品内での連携の動作をコードレベルで制御できます。

製品群には重要なライフサイクルの区切りがあります。WorkflowsとStringは2027年3月31日に終了予定ですが、Connect API、MCP Servers、API Proxyは引き続きサポートされ、活発な開発が続きます。またPipedreamは、集中型のアクセス制御で組織のAIアシスタントと社内システムをつなぐConduitも提供しています。

主な機能

ユーザー接続とAPI操作

  • マネージド認証: Connectがユーザー認可を処理し、APIキーも受け付けます。アカウント接続を開始するクライアントSDKとホスト型のConnect Linkを提供します。開発者はPipedreamのOAuthクライアントまたは独自のものを使えますが、Pipedreamのクライアントを本番で使えるかは用途によります。
  • 複数アカウントの接続: 異なるアプリのアカウントや、複数のSlackワークスペースのように同じアプリの複数アカウントを接続できます。アカウント検索は外部ユーザーIDとアプリで絞り込めます。
  • オンデマンドのアクション: 入力パラメーターを受け取り、ユーザーに代わって上流APIとやり取りして結果を返します。
  • アカウント別の設定: 動的プロパティで、ユーザーのアカウントからSlackチャンネルやGoogle Sheetsなどの選択肢を取得できます。プロパティを順に設定し、前の選択を後続の呼び出しに引き継ぎます。
  • プロキシ経由の独自リクエスト: Connect API Proxyは接続済みアカウントを検索し、上流へのリクエストに認可情報を挿入して上流のレスポンスを返します。リクエスト単位で制御でき、アプリでエンドユーザーの認証情報を保存せずに済みます。

プロキシにはアカウントに応じたルーティング規則もあります。Zendesk、Zoho、GitLabなど動的ドメインを使うアプリでは、相対パスによりPipedreamが接続済みアカウントから正しいドメインを解決します。

MCPと組織のアクセス

MCPツールはModel Context Protocolを通じて連携カタログをエージェントに公開します。リクエストでPipedreamのプロジェクト、環境、外部ユーザー、アプリを指定し、任意のアカウントIDで特定の接続済みアカウントを選べます。

Conduitは共通ゲートウェイを通じた全社的なアシスタントアクセス向けに位置付けられています。SSO、グループ、ポリシーを組み合わせ、利用できるコネクターと個々のツールを管理します。呼び出しは認証・認可され、記録されます。アクセス権はワークスペース、グループ、個人に付与でき、メンバーには該当する権限の和集合が適用されます。

Conduitはログイン、ポリシー変更、ツール呼び出しも記録し、実行者、イベント、日付で絞り込めます。記録されたペイロードも確認できます。

ガイド

アプリ内でアカウントを接続する

ConnectのクイックスタートはPipedream CLIでアカウントを認証し、Connectプロジェクトを初期化します。Next.jsのスターターアプリまたはSDKプレイグラウンドを用意し、プロジェクトIDとOAuthクライアントの認証情報を含むローカルの.envファイルを作成します。

マネージド認証のフローでは、アプリのサーバーとブラウザーの役割が明確に分かれます。

  1. サーバーでユーザー範囲の接続トークンを作成します。 アプリは外部ユーザーIDと、開発環境または本番環境を指定します。生成されたトークンはそのユーザーのアカウント接続を開始するもので、ブラウザーにPipedream APIへの一般的なアクセスを与えません。
  2. フロントエンドで接続フローを開始します。 アプリ画面にフロントエンドSDKを使うか、PipedreamがホストするConnect Linkへユーザーをリダイレクトします。どちらも文書化されたマネージド認証の設定方法です。
  3. SDKの接続コールバックを使います。 tokenCallbackで必要に応じてバックエンドからトークンを取得し、connectAccountを呼び出します。SDKは接続用のPipedream iframeを開き、接続トークンの期限切れに合わせて更新します。
  4. 接続済みアカウントに合わせて選択したコンポーネントを設定します。 アカウント固有のプロパティを解決し、選択値を保持します。アクション実行前に、前の選択を後続の設定リクエストに渡します。

Connectトークンは1回限り使用でき、4時間で期限切れになります。エンドユーザーと環境の両方に範囲が限定され、接続に成功したアカウントはその組み合わせの下に保存されます。

開発者APIの認証には別の認証情報の連鎖を使います。サーバー側のOAuthクライアントはクライアントIDとシークレットを短期アクセストークンと交換します。開発者アクセストークンは1時間で期限切れとなり、取り消しも可能です。クライアント認証情報は個々のエンドユーザーにひも付かず、アクセストークンはサーバーに置く必要があります。

OAuthクライアントは共有シークレットの代わりに公開鍵でも認証できます。Pipedreamが公開鍵を保存し、アプリサーバーが各トークンリクエスト用に短期・1回限りのJWTへ署名します。秘密鍵はアプリの鍵管理サービスに残せます。この方法で変わるのは開発者がPipedreamに認証する方式であり、Connectトークンは引き続きユーザーのアカウント接続フローを範囲指定します。

Pipedream Connectの用途

顧客向けの連携

  • CRMデータ交換: PipedreamはアプリとSalesforce、HubSpot、その他CRM間のデータ同期を説明しています。顧客が製品UIからアカウントを接続し、連携がCRMデータを取得したりアプリのデータを書き戻したりできます。
  • アプリ内通知とスプレッドシート接続: Connectは製品からSlack、Discord、Microsoft Teamsへメッセージを送り、Google SheetsやAirtableとデータ交換する用途として紹介されています。
  • アプリをまたぐアシスタントのタスク: 文書のMCP例はStripeから前日の売上を取得し、Slackへ要約を送ります。

作業を開始するイベント

アプリベースのトリガーは、ファイルや連絡先の新規作成など、外部サービスでイベントが起こると自動実行されます。顧客の接続済みアカウントが必要です。一部はwebhookを受け取らずポーリングし、その間隔を設定できます。

ネイティブトリガーはエンドユーザーのアカウント認証を必要としません。ひも付ける顧客アカウントがないため、デプロイと管理のAPIはアプリベースのトリガーと異なります。

対象ユーザー

Pipedream Connectは、自社製品に顧客向けAPI連携を組み込む開発者を対象としています。

  • 製品エンジニア: SDK、コンポーネント入力、プロキシにより、動作をアプリのコードで決める連携を支援します。
  • エージェント開発者: MCPとAPIアクセスで、選んだ外部ユーザーに代わってエージェントが呼び出すツールを提供します。
  • アシスタントのアクセスを管理する組織: ConduitのSSO、グループ権限、ツール単位のポリシーは、従業員がAIアシスタントから社内システムへアクセスする場面に対応します。

アプリにはサーバー側の責任が残ります。Pipedreamの連携ガイドはシークレットをサーバーに置き、Pipedreamと外部APIへのリクエストをサーバーコードで行い、クライアントとサーバー間で安全なセッション認証を使うよう求めています。

プラットフォーム

Pipedreamの連携インターフェースにはTypeScript、Python、Javaの例、REST APIアクセス、MCPがあります。ブラウザーSDKは埋め込み認可を支援し、アプリのバックエンドは自身のPipedream API認証を使います。フロントエンドフローを埋め込まない製品には、ホスト型Connect Linkがもう一つの接続入口です。

  • MCPの通信方式: サーバーはSSEとストリーミング可能なHTTPを動的にサポートし、開発者やクライアントの通信方式設定は不要です。
  • アシスタントクライアント: PipedreamはChatGPT、Claude、CursorなどのMCP接続手順を公開しています。ChatGPTのカスタムコネクターは特定のChatGPTプランで利用できるため、このクライアント機能の利用条件はPipedreamアカウント保有とは別です。
  • 環境の分離: Connectの各プロジェクトには開発環境と本番環境があります。アカウントと認証情報は環境間で分離され、接続やAPIリクエスト時に環境を指定します。

開発環境はConnectの機能群を使えますが、制約のあるテスト環境です。異なる外部ユーザーIDは最大10個で、アカウント接続時には同じブラウザーでpipedream.com にログインする必要があります。実際のエンドユーザーではなく、開発者自身のアカウントを対象としています。

価格

現在のConnect料金は無料の開発環境と本番アクセスを区別しています。2026年11月1日取得の公開料金HTMLでは年払いが選択され、Startupの年払いと月払いの価格が個別に表示されています。

プラン公開価格含まれるアクセスとリソースサポートと組織向け機能
Free$0、クレジットカード不要開発環境の全機能、3,000以上のコネクター、10,000以上のツールとトリガー、チーム人数無制限コミュニティサポート
Startup年払いで$99/月、または月払いで$150/月本番環境、外部ユーザー100人、利用クレジット10,000メールサポート
Business個別見積もり、年払いユーザー数と利用量のボリューム料金、専用静的送信IPSSO、SCIM、HIPAA、SLA、専用Slackサポート

外部ユーザーとクレジット

外部ユーザーは、アプリが指定する異なるユーザーIDで、Connectを通じて少なくとも1つのアカウントを接続したものです。1人が5つのアプリを接続しても1回と数え、接続アカウントを個別に5人の外部ユーザーとは数えません。付属の100人を超えると、Startupは追加ユーザー1人につき月$2を請求します。

クレジットはConnect APIの利用量を表します。アクション実行、MCPツール呼び出し、プロキシリクエスト、デプロイ済みトリガーからのイベント送出は、それぞれ計算時間30秒ごとに1クレジットを消費します。アプリやアカウントの一覧取得、コンポーネント設定などの管理呼び出しは消費しません。Startupは月10,000クレジットを含み、追加は1クレジット$0.012です。大量利用では低い単価が案内されています。

開発環境ではAPI、SDK、MCPで無料の構築・テストができ、実際の外部ユーザーへ本番提供するにはStartupが必要です。解約やダウングレードはワークスペースの請求設定で自分で行えます。確定前に、変更が即時か請求期間終了時に適用されるか表示されます。

Pipedream Connectの代替候補

埋め込み連携とエージェントツールでは、製品が必要とする接続・実行レイヤーを比較します。主に従来のビジュアルワークフロービルダーを置き換える候補は、Pipedreamの歴史の別の部分に対応します。

  • Composio: 開発者向け製品はエージェントやバックエンドアプリのSDK、ツール、認証を中心とし、マネージドMCPエンドポイントを提供します。Connectのエージェントツールと認可の役割に重なります。
  • Nango: 認証、MCP/ツール、データ同期を組み合わせ、顧客自身の環境へのデプロイを宣伝しています。ツール呼び出しとアプリデータの同期維持の違いに加え、デプロイの管理主体も検討点になります。

制限事項

WorkflowsとStringの終了

Workflowsは保守モードで、新規登録とサブスクリプションを受け付けず、新機能も計画されていません。既存のワークフローは2027年3月31日まで継続します。

接続アカウントの認証情報やOAuthトークンを含むすべてのWorkflowsデータは、2027年4月30日までに完全削除予定です。Connectの設定と認証情報は自動削除の対象外です。既存のWorkflows契約は2027年3月31日まで有効で、Pipedreamは同日に自動解約し、比例返金を行うとしています。

APIとイベントの境界

  • エンドポイントごとの上限: Connect APIの文書は、OAuthクライアントごとに5分間でOAuthトークン作成3,500件、プロジェクトごとに5分間でアカウント一覧・取得2,000件、プロジェクト管理は合計でプロジェクトごとに5分間5,000件としています。
  • レート制限時の応答: 超過するとHTTP 429を返します。プロジェクト別とクライアント別の応答にはRetry-Afterとレート制限ヘッダーがあり、IP別の制限も適用されます。
  • 独自の利用量制御: 開発者は時間枠と最大リクエスト数でレート制限を作成し、以後のConnectリクエストに得られたrate_limit_tokenを含められます。これはプラットフォームのエンドポイント制限と並ぶ、アプリ定義のユーザー利用量制御です。
  • デプロイ時のテストイベント: 多くのイベントソースはデプロイ時に過去のサンプルを取得し、待ち受けるwebhookへ直ちに送出する場合があります。emit_on_deployをfalseにすれば、その過去イベントの送出を避けられます。

データの扱いと権利

Pipedreamは、APIまたはMCP経由のConnectではリクエストのペイロードやレスポンス本文を保存・ログ記録しないと説明しています。リクエストを処理して応答を返し、内容を永続化しません。一方Conduitは、ログイン、ポリシー変更、ツール呼び出しの監査記録とペイロード確認を別途説明しています。

Pipedreamは認証情報とトークンをHTTPSで転送し、保存時に暗号化するとしています。セキュリティ文書ではAWSのus-east-1リージョンに配置されています。Pipedreamは毎年第三者監査を受け、要請に応じてSOC 2 Type 2レポートを提供すると述べています。

規約では、提供したUser Dataの権利と知的財産権はユーザーが保持し、サービス提供に必要な範囲の利用権を会社に与えます。他ユーザーに見えるUser Data内のソフトウェアコードは、提供される別のライセンスを選ばなければMIT Licenseが既定となります。この公開共有の許可は非公開User Dataには適用されません。別途、Pipedreamはサービスとのやり取りに関する技術的Service Dataを保持し、内部分析、改善、開発に利用できます。

HIPAAに関する提供にも契約条件があります。規約上、Pipedreamがユーザーと別のBusiness Associate Addendumに合意した場合にのみ、ビジネスアソシエイトとしての立場が適用されます。

よくある質問

Q1. 接続アカウントを削除すると上流のOAuth認可も取り消されますか?

Pipedream内でOAuth認可を削除するだけでは、元の提供元に対するPipedreamのアクセスは取り消されません。外部アプリでOAuth認可を管理する場所でも取り消します。

Q2. MCPは公開カタログ外のツールも使えますか?

はい。Pipedreamワークスペースで公開したカスタムツールは同社のMCPサーバーで利用でき、公開レジストリにない機能を追加できます。

Q3. MCPツール呼び出しの失敗はどう表されますか?

MCPツール呼び出しの失敗時はisError: trueを含む結果を返し、エラーオブジェクトがツールコード、上流API、ネットワークなどの発生元を示します。アクションのエラー原因判定はベストエフォートで、誤る場合があります。上流SDKが失敗後に追加呼び出しを行う場合や、複数の呼び出しが同じホストに達する場合も含まれます。

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