Pictoryは、ブラウザで動くテキスト動画変換AIツールです。テキスト、ブログ、台本、アイデア、PowerPointのスライド、画像、画面録画、URL、既存の動画を、字幕・AI音声・AIアバター・テンプレート付きの動画に編集します。
運営はPictory Corpで、規約に記載された郵送先は米国ワシントン州ボセル(Bothell)です。創業チームは2019年にシアトルのハッカソンで最初の試作品を作り、2020年7月に製品の初版を公開しました。
一般的なPictory動画はフレーム単位の生成ではなく、ストック素材、ナレーション、字幕の組み合わせで作られ、完全な生成系クリップはAI StudioでAIクレジットを使って作ります。
購入判断を左右するのは三点です。14日間の無料トライアルがありますが、トライアル中にダウンロードした動画にはPictoryの透かしが入ります。有料プランは年払いで月$25からです。サブスクリプション料金は返金されませんが、いつでも解約できます。
PictoryはAI動画生成とエディターを一つのWeb画面にまとめています。プロジェクトはStory、Visuals、Audio、Branding、Text、Avatarsの各タブで、シーンのテキスト、映像、ナレーションと音楽、ブランドキット、アニメーション文字、画面上のアバターを扱います。
料金ページのFAQによれば、テキストからの動画化は現在英語のみの対応です。録画のテキスト編集はフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、日本語、韓国語、ロシア語、ヒンディー語、タミル語、テルグ語に対応します。
AI Studioは、AI画像と短い動画クリップ用のチャット型作業スペースです。画像モデルは六つで、Flux、Nano Banana Lite、Seedreamに加えて、Nano Banana、Nano Banana Pro、Nova Canvasがあります。動画では、Pixverseが最長15秒のクリップを作り、Veo FastとVeoは映画的なクリップ、Omni Flashは音声同期付きの10秒クリップを生成します。1プロンプトで最大4つのバリエーションを依頼でき、納品分ごとに課金され、失敗分は課金されません。
ブランドキットにはフォント、色、ロゴを保存します。字幕は自動生成され、.srt、.vtt、テキストファイルで書き出せます。動画はMP4で、横長・縦長・正方形の比率に対応します。
動画翻訳は全プランで使え、台本・字幕・画面上の文字を翻訳した別言語版のプロジェクトを作りますが、話者の吹き替えやリップシンクは行いません。
ストック映像はStoryblocksとGetty Images、BGMはMelodieのライセンスです。Getty Imagesの映像はProfessionalとTeamプラン限定で、無料トライアル中も期間内は使えます。StarterユーザーはGettyのアドオンを購入できます。
プレビュー、編集、共有では動画の分数は減らず、書き出し時だけ差し引かれます。プレビューに出るストック素材の透かしや音声ノイズは、ダウンロードファイルには入りません。
Melodieは2026年9月1日から楽曲カタログをYouTube Content IDに登録します。それ以降にアップロードする動画では、Pictoryがダウンロード時に発行する使い切りのクリアランスコードをYouTubeの説明欄に貼る必要があり、コード1つで動画1本、発行から7日で失効します。
共通点は文字の素材がすでにあることです。台本、記事、スライド、録画があるときにPictoryは最も役立ち、全カットをプロンプトから作るなら強みは小さくなります。
Pictoryは、大量の文章をすでに作っていて、まとめて動画化したい人に向いています。
英語以外でのテキスト動画化、リップシンク付き吹き替え、映画的な生成映像が主目的なら向きません。アカウントは13歳以上に限られます。
スマホに関するヘルプは食い違っています。古いFAQはモバイル端末非対応でPCかデスクトップが必要だとし、新しい記事はPickfordの流れを紹介しています。
Pictoryの価格はUSD建てで、カードとPayPalで支払えます。料金ページは年払い表示が初期状態です。各年払いカードには「per month, billed annually」の前に二つの数字があり、大きいほうがそのプランの月払い価格と一致します。
| プラン | 年払い | 月払い | 動画の分数 | 書き出し解像度 | ストック映像 |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料トライアル | 14日間無料 | 14日間無料 | 動画15分、1本あたり上限5分 | 720p | StoryblocksとGetty Images |
| Starter | 月$25 | 月$29 | 年2,400分または月200分 | 1080p | Storyblocks |
| Professional | 月$35 | 月$59 | 年7,200分または月600分 | 1080p | StoryblocksとGetty Images |
| Team(3ユーザー以上) | 月$119 | 月$199 | 年21,600分または月1,800分 | 1080p | StoryblocksとGetty Images |
| Enterprise(10ユーザー以上) | 個別見積もり | 個別見積もり | 個別見積もり | 記載なし | StoryblocksとGetty Images |
年払いプランでは1年分の動画の分数が最初にまとめて付与されます。月払いの分数枠は毎月1日にリセットされて繰り越せず、Teamプランでは全メンバーで共有します。AIクレジットの扱いは異なり、契約日に付与され、未使用分は繰り越され、契約が続く限り購入したクレジットは失効しません。
クレジットはAI Studioの画像、動画、アバターに使います。画像はFlux Schnellの0.6クレジットからNano Banana Proの14クレジットまで、Veo 3.1は音声なしで1秒20クレジット、音声ありで40クレジット、ストックアバターは動画30秒ごとに15クレジットです。追加クレジットは500で$25からで、定期購入と単発購入があります。
確認時点では、Pro年払い40%オフとAIクレジット2倍の期間限定キャンペーンが行われており、Professionalのカードには「Pictory 2.0限定特典」の表示がありました。
APIは別売りです。API Self-Serveは年払いで月$79・動画年7,200分、月払いで月$99・動画月600分で、API for Enterprisesには初期設定費用がかかります。
有料サブスクリプションは返金されません。いつでも解約でき、更新時には請求されず、解約は現在の請求期間の終了時に有効です。解約の代わりに月$1で一時停止し、アカウントとプロジェクトのデータを残すこともできます。
Pictory自身の比較記事は、Pictoryの代替としてVeed.io、Descript、InVideo、Steve.aiを挙げ、Descriptはポッドキャストと書き起こしベースの編集に最適、InVideoはAIとテンプレートによる編集だと説明しています。ベンダーの見方であり、中立的なランキングではありません。
実際の違いは解像度とクレジットの繰り越しです。Pictoryの有料プランは書き出しが1080pまでですが、DescriptとInVideoは4Kをうたっています。PictoryのAIクレジットは契約中なら繰り越せますが、InVideoのものは繰り越せません。
ストック映像、音楽、音声はPictoryの動画用にライセンス済みで、ロイヤリティは不要です。第三者のデジタル素材は、サービス内で自分のコンテンツと組み合わせる場合にのみ使えます。単体での利用、テンプレート、ポスターや電子カードなどの物理・デジタル販売品、ロゴや商標の一部、機械学習やAIシステムの学習には使えません。ライセンスは所有権を与えず、提供元が素材を取り下げると、Pictoryは新しい動画での利用を止めることがあります。
カスタムアバターやボイスクローンにはPictoryの台本に沿った同意録音が必要で、Pictoryはいつでも本人の書面同意の証明を求められます。同意のない人物、明示的な許可のない著名人、18歳未満、現実の出来事を誤認させるディープフェイク目的のクローンは禁止され、他人の肖像や声に関する請求からPictoryを免責する責任は利用者が負います。
クローンの数は資料によって異なります。ボイスクローンのページはPro、Teams、Enterpriseのアカウントで即時ボイスクローンを最大5つ持てるとしていますが、プラン比較表ではProfessionalが2つ、Teamがユーザーごとに2つです。
Pictoryはアップロードされたコンテンツの所有権を主張せず、作った動画も利用者のものとして扱いますが、適法性と第三者の権利は利用者の責任です。規約には、AIの出力が不正確、不完全、または偏っている可能性があると明記されています。どのPictoryツールも、成人向け、露骨、NSFWのコンテンツ生成には対応していません。
2026年9月21日の取得時点で、ある第三者レビューサイトのPictoryの企業ページは645件のレビューで5点満点中4.2点、星5が66%、星1が18%でした。同社は顧客にレビューを依頼しています。直近220件のレビューを基にサイトが自動生成したAI要約は、自動で選ばれる映像が不正確で頻繁に手直しが必要なこと、サポートの返答が遅い・役に立たないことがあること、一部の利用者がソフトウェアの不具合に遭遇したことを挙げています。
クレジットカード不要の14日間無料トライアルがあり、15分の動画枠、1本あたり上限5分、720p書き出し、最大3つの動画プロジェクトが含まれます。トライアル終了後は、契約しない限りダウンロードできません。
はい。Pictoryの動画内であればロイヤリティなしで使えますが、規約はストック素材の単体での再利用、販売品やロゴへの使用、AI学習を禁じています。
ありません。モバイルブラウザではPickfordのプレビュー機能が使え、本格的な編集と透かしなしのダウンロードはデスクトップで行います。