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Crispのインターフェースプレビュー
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Crisp

Crispはフランス発のカスタマーサポートプラットフォームで、Webチャット、メール、メッセージングアプリを1つの共有受信箱に集め、Hugo AIエージェント、ナレッジベース、CRMをワークスペース単位の定額料金で提供します。

チャットボットカスタマーサポートAIエージェント#オムニチャネル#ヘルプデスク#ライブチャット
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公開日
2026年9月28日
ドメイン
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2026年9月28日
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Crispとは?

Crispは、Webサイトのチャット、メール、メッセージングアプリを1つのチーム用受信箱にまとめ、その上にCRM、ヘルプセンター、Hugoという名前のAIエージェントを重ねたAIカスタマーサポートプラットフォームです。同社はこれを、サポートを待っている顧客や見込み客に企業が届くよう支援する、オールインワンのAI搭載マルチチャネルメッセージングプラットフォームと位置づけています。

製品の背後にいるのは、ナントの2 Boulevard de Launayに登記されたフランスの有限会社Crisp IM SASです。サイトは「Made in Europe」という言葉で締めくくられており、その出自は実務面にも表れています。顧客データは欧州連合内でホストされ、利用規約はフランス消費法典を参照して対象となる顧客を定義しています。

Crispが多くのヘルプデスクと異なる点は2つあります。プランはエージェント数ではなくワークスペース単位で価格が決まるため、同じプランなら4人のチームも1人のチームも同じ金額です。そしてAIの利用量は、各有料プランに紐づく月次クレジットで別途計量されます。

主な機能

Crispは、多くのチームが別々に購入する4つの仕事を1つにまとめています。顧客向けのチャットウィジェット、共同作業用の受信箱、回答や補助を担うAIレイヤー、そして会話履歴を各連絡先にひも付けるCRMです。

受信箱とメッセージングチャネル

  • 共有受信箱:接続したすべてのチャネルから届くすべての会話が1つの共同受信箱に集まるため、チームは複数のアプリではなく1つのキューで作業できます。
  • 対応チャネル:Essentialsプラン以上では、チャットとメールに加えてWhatsApp Business、Instagram DM、SMS、Line、Viberを受信箱に接続できます。
  • Crispライブチャット:CrispのライブチャットウィジェットはWebサイト上やモバイルアプリ内に設置でき、訪問者の行動をきっかけに送るプロアクティブメッセージに対応し、ブランドに合わせてデザインを変えられます。
  • LiveTranslate:メッセージを50以上の言語へ即座に翻訳でき、1言語しか使わないチームでも外国語の訪問者に返信できます。
  • MagicBrowse:説明するより見せたほうが早い問題では、エージェントがWebサイト訪問者との共同ブラウジングを開始し、画面を共有できます。

Hugo AIエージェントと社内コパイロット

Hugo AIエージェントは、AI機能群のうち顧客と直接やり取りする部分です。Webサイト、アップロードしたファイル、ヘルプ記事から学習し、担当する各やり取りは、AIが処理した最初のメッセージから、会話が解決、振り分け、またはエスカレーションされるまでを1件とします。

  • Answer Snippets:どこにも公開されていない知識については、チームが1件あたり最大1,000文字の質問と回答のペアを複数の言語で作成できます。
  • 社内コパイロット:どの会話の中でも、エージェントはワンクリックで社内向けAIアシスタントを呼び出し、同じ学習済みの知識を使って問題解決の助けを得られます。
  • 学習の権限:AIの学習を開始したり、その元になるデータを変更したりできるのはワークスペースのオーナーだけで、エージェントが知っている内容を誤って編集しないための安全策です。

コパイロットと顧客向けエージェントは、リスクの性質が異なる別々のツールです。Crispは社内コパイロットを「制約のない(unbridled)」ものと説明しています。その回答を見るのはスタッフだけだからです。一方、顧客向けエージェントは、いつ回答していつエスカレーションするかを決めるワークフローの中で動きます。

自動化とナレッジベース

Essentialsでは、AIが補助するビジュアルなワークフロービルダー、ブランド付きのヘルプセンターとして公開できるナレッジベース、ルーティングルール、分析が加わります。ヘルプ記事は二役を担います。顧客に直接役立つと同時に、更新のたびにAIの知識として自動で再インデックスされます。

ガイド

Hugo AIエージェントの設定手順

CrispはAIエージェントの設定を4つのステップに分けており、それぞれがダッシュボードの1画面に対応しています。

  1. 学習:Crispが公開Webサイトを自動でクロールします。オンラインにない資料は、PDFを追加したりナレッジベース記事を書いたりして補えます。
  2. 構築:ノーコードビルダーでAIエージェントのワークフローを作成するか、ライブラリにある既製のテンプレートから始めます。
  3. 展開:Webチャットウィジェット、WhatsApp、Messenger、Instagram、メールなど、ワークフローを起動するチャネルを選びます。
  4. 検証:顧客がエージェントとやり取りしたメッセージを確認し、回答が誤っていた箇所で設定を調整します。

残りのクレジット残高は、CrispダッシュボードのAI Agent → Agent → Billingに表示されます。試用期間中のテストや学習も同じクレジットを消費するため、評価が長引くと公開前に割り当ての一部を使い切ることがあります。

Crispの活用事例と例

Crispはまずサポートツールとして紹介されていますが、同じ受信箱とボットの機能は営業やマーケティングの業務にも提案されています。以下は製品ページが具体的に説明しているシナリオです。

  • 小規模チームのサポート窓口:チャット、メール、ソーシャルメッセージを1つの受信箱で受け、Hugoがよくある質問に答え、それ以外は人に引き継ぎます。
  • インバウンド営業:チャットボットとAIワークフローが訪問者を見極め、リードを営業パイプラインへ自動で進めます。
  • リテンションマーケティング:チームは同じプラットフォームから送るマーケティングメールやアプリ内メッセージで既存顧客に再アプローチします。
  • EC向けサポート:各会話をストアプラットフォームと同期でき、Shopify、Adobe Commerce、WooCommerce、PrestaShop向けのコネクタが掲載されています。
  • サービス状況の告知:ホスト型のステータスページがインフラの状態をリアルタイムで監視し、障害のお知らせをユーザーに配信します。

共通しているのは、すでに複数のチャネルで顧客とやり取りしていて、1か所で返信したい企業だという点です。

対象ユーザー

Crispは対象を、1つのツールで協力するカスタマーサポート、マーケティング、営業のチームと説明しています。プラン名は会社の段階に対応しており、Freeの個人創業者からPlusの中規模企業までを想定しています。

  • 中小企業:ワークスペース単位の定額料金は複数のエージェントがいるチームに有利です。追加費用が発生する前に4〜10席が含まれているからです。
  • 企業のみ:規約はサービスをフランス消費法典上の事業者に限っており、顧客は消費者法による保護を受けません。
  • 大規模組織:専任のオンボーディング、個別のSLA、カスタム機能を必要とする大企業向けにEnterpriseプランが用意されています。
  • 非営利団体と学生:非営利団体と学生は50%の割引を受けられ、Crispチームにプロモーションコードを申請します。
  • 欧州のデータ要件:顧客データをEU内に置きたいチームは、追加オプションではなく標準でその条件を満たせます。

Crispが合いにくいのは、契約が事業利用専用で書かれているため個人消費者、そして利用量の計量が一切ないAI返信を求めるチームです。

プラットフォーム

Crispはブラウザで動作し、エージェント向けのネイティブアプリと、顧客向けアプリにチャットを組み込むためのSDKがあります。

  • Webアプリ:ログインページからブラウザでダッシュボードを開きます。
  • デスクトップ:エージェントはWindowsとMacでCrispをデスクトップアプリとして使えます。
  • モバイル:iPhoneとAndroid向けのダウンロードが用意されており、エージェントはスマートフォンで会話を追えます。
  • アプリ内チャット:ウィジェットはランディングページや、ネイティブのiOS、Android、Reactアプリに追加でき、訪問者はチームとリアルタイムで話せます。
  • チームツール:エージェントはSlackのワークスペースから、届いたメッセージに直接返信できます。
  • 自動化プラットフォーム:Zapier連携により、コードなしでCrispを2,000以上の他のアプリとつなげられ、Makeとn8nも掲載されています。
  • 開発者向けアクセス:カスタム連携の構築やワークフローの自動化にCrisp APIを利用できます。

価格

Crispの料金はワークスペースごとの定額です。チームが対応する会話数にかかわらず、各プランの月額は1つです。以下は2026年9月28日時点で料金ページに表示されていた月額料金です。

プランワークスペースあたりの価格(月額)含まれる席数含まれるAIクレジット顧客プロフィール
Free$02なし100
Mini$454$5(自動会話 約90件)5,000
Essentials$9510$25(自動会話 約450件)50,000
Plus$29520+$75(自動会話 約1,350件)200,000

Freeは個人事業主や起業家向けで、最初の共有受信箱とWebサイト用チャットウィジェットを提供しますが、AIクレジットはありません。Miniは初期段階の企業を対象に、共有メール受信箱と独自メールドメインを追加します。Essentialsは、オムニチャネル受信箱やナレッジベースを含むサポート機能一式を求める小規模企業向けです。Plusは中規模企業向けで、チケットポータル、「We run on Crisp」の透かしを消すホワイトラベル、100以上の連携を追加します。Enterpriseの料金は個別に決まります。

定額料金に含まれるもの

  • ワークスペース単位の請求:プランはドメインやサブドメインではなく、Crispのワークスペースごとに請求されます。
  • 追加席:エージェントを追加すると1人あたり月$10かかります。
  • 有料オプション:特定システム向けの有料連携、追加の連絡先、1つの受信箱で20人を超えるエージェントなど、一部の機能はプラン外で、任意で購入します。
  • 上限の引き上げ:一部のカスタム上限の引き上げはEssentials以上でのみ利用できるため、FreeとMiniのワークスペースはまずアップグレードが必要です。
  • VAT:プラン価格はVAT別です。有効なVAT番号を入力したEUの企業にはVATが課されず、EU外の顧客にも課されません。
  • 複数ワークスペース:同じアカウントでPlusまたはEssentialsの有料ワークスペースを3つ追加すると20%割引になります。

AIクレジットとHugoの課金

HugoはMiniプラン以上に標準で含まれ、別途サブスクリプションは不要です。Hugoのクレジットはトークン単位のため、メッセージが長いほど、会話が深いほど、知識ソースが大きいほど、高価なモデルほど多く消費します。Hugoが最後まで対応した会話1件は平均で約$0.05〜$0.10かかり、Crispはこれをあくまで見積もりとしています。ワークフローはHugoのクレジットを消費しないため、AIの割り当てを使い切ってもルールベースの自動化は動き続けます。

無料トライアルと請求サイクル

新規アカウントはすべて、カード登録不要でCrispの全機能を使える14日間の無料トライアルから始まります。一方、AI機能のページは、高度な機能を設定すると使える最長30日のトライアルに触れており、2つのページで数字が異なります。

Crispのプランは標準で月払いで、条件を満たすワークスペースはプラン設定から年払いに切り替えられます。その場合、次回の更新時に1年分が前払いで請求されます。料金ページには月額料金しか載っていません。

Crispの代替ツール

2つの第三者の一覧から、購入者がCrispと並べて見ているチャットやヘルプデスク製品がわかります。Crispの企業ページがある第三者レビューサイトでは、訪問者はTidio、Zendesk、Chatbase、Gorgias、Intercom、Writesonic、respond.io、tawk.toも閲覧していました。2026年9月28日時点で、Shopify App Storeは類似アプリとしてTidio(レビュー1,343件で星4.8)、QuickCEP(56件で4.9)、Gorgias(706件で4.3)を挙げています。

Intercomはシート単位でプランを掲載し、Fin AI Agentの料金をFinの成果1件あたり$0.99から上乗せします。Tidioは課金対象の会話数でプランを分けており、Starterプランには課金対象の会話100件とLyro AI Agentの会話50件が含まれます。Crisp自身のAIページは、Intercom(Fin AI)、Freshdesk(Freddy AI)、Tidio(Lyro AI)、Zendesk、Help Scoutと自社を比較していますが、これは独立した比較ではなくベンダーが作った比較です。

実際の違いは、コストがどこで増えるかです。Crispではプランの段階とAIクレジットの使用量に応じて増え、シート課金のツールでは人数に応じて、成果課金のツールではAIによる解決のたびに増えます。

制限事項

請求と返金

  • 返金なし:Crispは月払いでも年払いでも料金を返金せず、未使用やアカウントの無効化によって返金を受ける権利が生じることもありません。
  • 月払いの解約:解約は即時に有効となり、当月分は日割り返金なしで全額支払う必要があります。
  • 前払いの年払い:年払いは前払いで、前払いした1年分は返金できません。
  • クレジットの失効:AIクレジットとWhatsAppクレジットは毎月更新され、使わなかった月次クレジットは次回の更新時に失われます。

AIとチャネルの制限

  • クレジットが0になるとHugoが停止:含まれるクレジットを使い切るとHugoは回答をやめ、クレジットがリセットされるか従量課金が有効になるまで、新しい会話は人間のオペレーターに回ります。
  • AIの正確性:規約は、AIの出力に不正確さ、欠落、誤り、ハルシネーションが含まれる可能性があり、完全でない、最新でない、または事実と異なる場合があると警告しています。
  • チャネルごとに1アカウント:1つのワークスペースで集約できるのはInstagram、Messenger、WhatsApp Business、Viber、Line、Telegramの接続それぞれ1つずつで、メールは例外です。それ以上には上限の引き上げが必要です。
  • トライアル中の従量課金:ワークスペースがまだトライアル中の場合、トライアルが終わるまで従量課金を利用できないことがあります。

レビューの傾向

評価は情報源によって大きく異なります。2026年9月28日時点で、ある第三者レビューサイトは53件のレビューに基づく企業単位のTrustScoreを2.1と表示し、その70%が星1つでした。同じページには、Crispが最近顧客にレビューを依頼していないため、レビューが実態を代表していない可能性があるとの注記があります。同日、Shopify App StoreのCrispアプリは34件の評価で星4.0でした。これらの数字は企業プロフィールと1つのストアアプリという異なる対象を測っているため、直接比較はできません。

プライバシーとデータの所在地

  • EU内でのホスティング:Crispのすべてのデータは欧州連合内のサーバーに保管され、メッセージングデータはオランダ、プラグインデータはドイツにあります。
  • リレーサーバー:EU外のリレーサーバーは遠方のユーザーの遅延を減らすためのもので、接続ログのみを保存します。
  • モデルの学習:プライバシーステートメントは、Crispが顧客データでAIモデルを学習させることは決してないとしています。
  • 学習に関する表現:対照的に、プラン比較表はAIの知識学習を、ワークスペースの内部データを取り込んで独自のAIモデルを学習させるものと説明しています。
  • LLMプロバイダー:HugoはOpenAIなどのプロバイダーを呼び出すことがあり、リクエストに必要なコンテキストだけを送信します。そのデータは、デフォルトではプロバイダーのモデルに保存されず、学習にも使われません。
  • データの保持:Crispは依頼に応じてアカウントと関連するすべての顧客データを削除します。保存されたカード情報は最長15か月保管されます。
  • データの所有権:利用規約のもとで、顧客は自社の顧客データに関するすべての権利を保持します。

よくある質問

Q1. Crispは無料ですか?

はい。Freeプランは$0で、2席、Webサイト用チャットウィジェット、共有受信箱が含まれますが、AIクレジットはありません。有料プランはワークスペースあたり月$45からです。

Q2. Crispはエージェント単位で課金しますか?

いいえ。各プランには決まった席数が含まれます。Freeは2席、Miniは4席、Essentialsは10席、Plusは20席以上です。追加のエージェントは月$10です。

Q3. Hugoのクレジットがなくなるとどうなりますか?

Hugoは返信をやめ、新しい会話を人間のオペレーターに引き渡します。次の請求サイクルでクレジットがリセットされるか、従量課金を有効にすると再開します。

Q4. 解約後に返金を受けられますか?

いいえ。規約は月払いと年払いの返金を除外しており、解約後も当月分は支払う必要があります。

Q5. Crispは顧客データをどこに保存していますか?

欧州連合内です。メッセージングデータはオランダ、プラグインデータはドイツにあり、サーバーはDigitalOceanが運用しています。

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