CaptionsはAI動画編集ツールです。既存の映像をアップロードすれば完全に編集された動画に仕上げてくれるほか、自分で撮影しなくてもAI俳優やアバターで新しい映像を生成できます。
Captionsを手がけるのはMirageです。Mirageは親会社がリブランディングの際に採用した名称で、クリエイター向けアプリCaptionsと広告向けのMirage Studioをひとつのブランドにまとめました。その後Mirage StudioはCaptionsに統合され、旧Mirage Studioの購読者は現在オンライン版Captionsからサインインし、以前のプロジェクトや俳優をそこで利用できます。
テック系メディアが引用した第三者のアプリ分析データによると、Captionsは365日間で320万回超のダウンロードと2,840万ドルのアプリ内収益を記録しました。
要点をまとめると、登録は無料で基本的な手動編集も含まれますが、Captionsの代名詞といえる機能(AI Edit、AI俳優、生成B-rollと音楽)は有料プランに付く月間クレジットを消費します。
CaptionsのすべてのAI機能は、画像・動画・サウンド・音楽・ナレーションの生成からPrompt to VideoやAI Editまで、同じプランのクレジット残高から差し引かれます。そのため、以下の機能一覧はクレジットを消費するものの一覧でもあります。
AI Editはクリップに生成B-rollや音楽を重ねられ、アバターは収録映像を完全に置き換えられるため、実際のクレジット消費は動画の長さ、モデルの選択、アルゴリズムの選択によって変わります。
書き出しでは解像度、フレームレート、ビットレート、Smart HDRを設定でき、生成された字幕は別のSRTファイルとしてダウンロードすることもできます。
テック系メディアはCaptionsを主にモバイルファーストの編集スイートと評しており、開発元はこれを自社のWebマーケティングスイートと統合して、マーケティング動画を作る小規模事業者により届きやすくすることを目指しているとしています。
向いている人
あまり向いていない人
プロジェクトの同期については説明が一貫していません。iOSのヘルプページは、プロジェクトは作成した端末でしか使えないとしています。一方でリリースノートには、デバイス間でプロジェクトを同期させるネイティブの動画アップロードが記載されています。これとは別に、Captions CloudがiPhoneとWebで読み込み・録画したクリップをバックアップします。
2026年10月2日時点で取得したストア指標:iOSのCaptionsアプリは3.8万件の評価で5点満点中4.7、年齢制限は18+です。同じ取得日に、Google PlayのCaptions Liteは1.85万件のレビューで星4.2、レーティングはEveryone(全年齢)、ダウンロード数は100万以上でした。2つのストアで年齢区分が異なります。
2026年10月2日時点で掲載されている月額料金(米ドル):
| プラン | 掲載価格 | クレジット | 備考 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 下記参照 | 字幕テンプレート1つ、手動ツール |
| Lite | $4.99/月 | 記載なし | Androidのみ |
| Basic | $9.99/月 | 月200 | メインの価格ページには非掲載 |
| Max | $24.99/月 | 月500 | AI Edit、Chat to Edit、AI俳優 |
| Frontier | $69.99/月 | 月1,400 | より多いAI利用量 |
| Frontier 2x / 4x | 月$139.99 / $279.99 | 月2,800 / 5,600 | 機能は同じでクレジット増 |
| Enterprise | 個別見積もり | クレジットの大口割引 | 営業経由 |
無料クレジットの記載は一致していません。ヘルプセンターは、無料アカウントには補充されない生涯クレジットが60-200付与されるとしています。一方、価格ページの比較表ではFreeのAI利用クレジットがNone(なし)と記載されています。
価格ページは、掲載の機能と価格がiOSプランのみを反映していると明記しています。決済時には現地通貨で表示されることがあり、米ドル表示より高い場合も低い場合もあります。App Storeには週額$5.99のBasicと年額$64.99のBasicも掲載されています。MaxとFrontierの年額は価格ページに表示されておらず、ヘルプセンターは年額プランには月額12か月分と比べて自動的に割引が適用されるとだけ述べています。
書き出せる範囲はプランの等級で決まります。BasicのユーザーがMaxまたはFrontierの機能を使ったプロジェクトを書き出すには、アップグレードが必要です。Max自体には最大30のAI Twinと、最大2本の動画の同時生成が含まれます。
実際のコストを左右するクレジットのルール:
請求は購読した経路を通じて行われます。Webサイトで購入した月額プランは返金不可ですが、いつでも解約して今後の請求を止められます。App Storeでの購入の返金は、Captionsがユーザーに代わって返金を申請できないため、Appleを通じて行います。サブスクリプションは、更新日の少なくとも24時間前までに解約しない限り自動更新されます。
CaptionsはByteDanceのCapCutやMetaのEditsに対抗するため、2025年1月にフリーミアムモデルへ移行しました。そのため字幕付けや手早いカット編集では、無料のモバイル編集アプリが最も近い比較対象です。たとえばCapCutは音声をテキスト化する自動字幕を無料で提供し、さまざまな言語への翻訳にも対応しています。
AIアバターの分野では、同社はD-ID、Synthesia、Hour Oneに対抗する位置づけを取ってきました。Captionsは自社のAI Twinページで、自社モデルは10秒の映像で足りる一方、HeyGenは15秒、Synthesiaは1-5分が必要だと主張しています。これはベンダーによる比較であり、独立したテストではありません。より広いマーケティング動画の分野にはCanva、D-ID、HeyGen、Webflow、Avataarもあり、AI動画制作向けのツールやモデルを次々に出しています。
トレードオフ:Captionsはスマートフォンでの収録、字幕、吹き替え、AI俳優をクレジット制のひとつのアプリにまとめている一方、アバター中心のプラットフォームや無料のモバイル編集アプリはそれぞれその一部を担っています。
2026年10月2日時点で取得した、ある第三者レビュープラットフォームの企業ページでは、478件のレビューで評価4.4でした。330件のレビューに基づくAI生成の要約によると、大半のレビュアーは使いやすさとサポートを好意的に評価していましたが、一部からは予期しない請求、解約の難しさ、生成が始まらない、あるいは期待した結果が得られないままクレジットが消費されたとの報告がありました。
テック系メディアの報道によれば、同社はディープフェイクや誤情報のリスクを認めており、なりすましの防止や肖像利用時の同意の義務付けといったモデレーション措置を講じているとしています。
作成した動画の権利はすべてユーザーが保持し、AI生成の俳優は完全に仮想でライセンス上の制約がないと説明されています。
いいえ。Captionsのアカウントを削除してもサブスクリプションは解約されず、アプリを削除しても同じです。解約は支払いに使った経路で行います。
いいえ。サブスクリプションは解約できますが、一時停止はできません。解約後も現在の請求期間の終わりまでは利用できます。
本人の書面による同意がある場合に限られます。規約は、アップロード内に肖像や声が登場する識別可能なすべての人物の同意を求めており、なりすましは禁止されています。